前回の続きです。
まずは大きな目標ではなく、小さな目標を示す。
失敗してもダメージを最小限にすることを経営者(先代)に分かってもらう。
これがファーストスッテプです。
なぜなら、
経験のある経営者ほど後継者や若手の提案は「失敗する」と考えているためです。
それはかつてご本人もたくさん失敗してきたからです。
そのたくさんの失敗から今の成功をなんとか紡ぎ出したのです。
つまり、失敗を知っているが故に失敗を避けようとする。
だったら失敗を極小化すればいいのです。
後継者・後継社長は自分の考えている新製品・サービス、新事業などを何度も考えて
失敗するかもしれないタイミングを事前に想定しておきましょう。
よって、
「この時点で○○という失敗があったら撤退します」
と言えることが重要です。
もちろん、自分の腹づもりでは「成功しかない!」と確信しています。
それを心にもちつつ、頭は冷静に。
そうなれば、上記のA社長のように、
やり過ぎたと思ったら次に何をすればいいか分かります。
でも、なかなか自分のプランの【穴】は見つけにくい。
そんな時に仲間の力を借りることが重要です。
仲間に自分の計画を話して、「○○は大丈夫」と言ってもらえると自分で気づきます。
それが最も成功に近づく方法です。
成功している後継社長はいい仲間を持っています。
その仲間との関係性を築くのは仕事だけではなく、
事後と以外での出会いも大切ですね。
では、また来週