後継社長の経営で重要なことは、
「大切なことは引き継いで、時代に合わせて変える」です。
この「大切なこと」を見誤ると、事業承継や後継者経営で失敗に近づき、
社内に問題が噴出します。
基本的には経営理念や基礎技術を引継ぎつつ、
既存事業から少しずらした事業を展開することです。
先日、漆職人の後継者(4代目)のドキュメントがありました。
ある地方の漆塗り職人は代々、仏壇に漆を塗っています。
伝統技術であり、とても繊細な技術です。
かつては家ごとに大きな仏壇があって仕事も多かったのですが、
4代目が15年前に職人となってからは仕事は右肩下がり。
4代目は技術を磨きながらも、衰退する業界を憂い、
自社の経営について不安を覚えます。
続きは次回の配信でお伝えします。