前回の続きです。
ビジネスで重要なのは
このマーケティングの考え方で、
自社の製品の良さを知ってもらうための
道筋や順番を考えることが
後継社長・後継者の営業・販売強化です。
私もサラリーマン時代に営業をやっていたので、
気合いと根性で質より量の昭和スタイルの営業を
やってました。
もちろんこれも大切です、
成功するために行動量は必須です。
ただし、その行動が成果に結びつくように
計画しておくことはリーダーの責任です。
その時に必要な考え方が
マーケティングと言われるものです。
ただ、マーケティングといっても
意味が広すぎで認識にずれが生じます。
ですから
今回はリーダーが成果を出すための考え方はとして
「この豚を売るためにバーベキューイベントを開催する」
この手順を自社に応用して下さい。
自社の製品の良さを知ってもらえると分かってもらえる
と信じている中小企業なら絶対に重要です。
いきなり製品を
「買ってくれ」と言ったり、
品質の詳細な説明や価格の値引きをするのではありません。
自然とあなたの会社の製品を使ってしまう、
きっかけ作りをリーダーが作り出すのです。
宮治社長の例でいえば、
良い豚を飼育するのが仕事だと思っているところに
美味しい豚を食べてもらう仕事を加えるのです。
最初は反対も多いはずですが、
結局は自社の本質的価値を分かってもらうために
必要な行動だとあとから分かります。
「いいものを作れば自然に売れる」
という世の中ではないことを皆さんご存じだと思います。
後継社長が次世代経営を目指して
自社を成長させるために
一見すると本業と関係ないことのように
見えるかも知れませんが、
人間の興味を引くようなきっかけは重要です。
一度考えて見て下さい。
では、また来週