前回からの続きです。
部下に指示した仕事は最後まで
完遂させなければなりません。
その前に、
新しいことを指示された部下が
まず潜在的に考えることは
「やったことないから、失敗して怒られるのではないか」
ということです。
誰でも、初めてことに取り組むには
不安を感じます。
経営者から見れば
今ある数字とちょっと加工したらできるだろうと
簡単に考えていますが、
部下はどんなに簡単なことでも
新しいことは不安があり心理的抵抗があります。
だから、
後継社長は新しいことをさせる場合
前提として、出来栄えが思ったより低くても
それを言わない。
むしろ、初めてことでもできたことを褒めます。
何ができているかを詳細に3つ言います。
そのあとで最も改善してほしいこと1つだけ言います。
これを3回ほど繰り返すと、
経営者が思っている出来栄えになります。
重要なことは
3つできていることを確認して、
改善してほしいことを1つにまとめること
です。
改善点を一つにまとめることに
後継社長の腕の見せ所です。
では良い週末をお過ごしください。