前回からの続きです。
ただし、事業承継では経営者が変わることで
経営ノウハウなどの一部が「なかった」ことになると
たいへんもったいないです。
折角、これまで時間とお金をかけて積み上げてきた
会社の財産がなくなってしまうのですから。
だから、私が事業承継のコンサルティングをするときに
現経営者様の経営ノウハウや成功体験、危機回避の方法など
経営者として知識と経験をお聞きして、
それを後継者様に分かりやすく伝えています。
これが、当人同士だと、どうしてもうまく伝えることができません。
上手く伝わらないことは「なかった」ことになります。
そうして、経営ノウハウを一部を受け継がず
後継者が社長になると、やっぱり経営はやりにくくなり、
業績も厳しくなります。
だから、記憶に残すための方法が重要です。
紙などの記憶媒体に残すことと記憶に残すことどちらも大事です。
皆さんの会社ではいかがでしょうか。
しっかり受け継げているでしょうか
では良い週末をお過ごしください。