お盆はいかがでしたでしょうか。
土日も含めてゆっくり休んでいた方も多いと思います。
私は早めに夏休みをいただいたので、
通常の活動でした
先日、後継者Eさんの相談の中で
こんなことがありました。
Eさんへは事業承継に向けて、自社株を
ご尊父から移動させる方法をコンサルティングです。
Eさんが自社株を買うための資金をどのようにするかを
検討しているときでした。
「自社株を買うために、資金が必要です。
まずは、借入金や役員賞与の増加など○○千万円集めましょう」
Eさんは了承したものの、
2週間たっても、全く動きませんでした。
(仕事は普通にしているのに)
私はおかしいと思います。
Eさんとミーティングをして、進め方を検討しようと
質問しても
「忙しいから、できてないだけ」とか
「もう少ししたら、落ち着くからやります」とか
消極的でした。
そこで、私は話題を変え
「Eさん、小さい時に欲しいおもちゃって何でも買えました?」
「高橋先生、何でも買ってもらえませんでしたよ(笑)
今考えると、クラスメイトより多かった気がしますが、
子供の私はもっと欲しいと思ってました。」
「誰でもそうですよね(笑)、ところでその子供の時に
家とか会社とかで、お父さんのお金のトラブルって覚えてますか?」
「えーと、そうですね。昔、親父が一度だけ、
『金を持ったがために、えらい目にあった』と
言っていたことがあったと思います」
私は『それだ』と確信しました。
誰でも無意識のうちに親からおカネに関する
価値観やイメージを刷り込まれています。
それがプラスに働くときもあるし
マイナスに作用するときもあります。
重要なことはそれを自分でコントロールすることです。
Eさんは無意識で
マイナスに働いているおカネの価値観やイメージがありました。
それを改善しなければと私は話の続きを聞きました。
続きは金曜日に。