【第128回】ポッドキャストが配信されました。
「株式が分散した場合の自社株対策」
自社株が分散することで、会社にとって具合が悪いことがあります。
基本的には、現経営者がほとんど自社株を保有し、後継者がそれを取得することが望ましい。
しかし、やむをえず株式が分散している場合もあり、その対策が急務の企業もあります。
今回は、分散している場合の自社株対策をお伝えします。
【第128回】ポッドキャストが配信されました。
「株式が分散した場合の自社株対策」
自社株が分散することで、会社にとって具合が悪いことがあります。
基本的には、現経営者がほとんど自社株を保有し、後継者がそれを取得することが望ましい。
しかし、やむをえず株式が分散している場合もあり、その対策が急務の企業もあります。
今回は、分散している場合の自社株対策をお伝えします。
いよいよ11月です。
残り2か月を乗り切っていきましょう。
先日ある後継者Tさんから
「社長になったら給料はいくらにしたらいいですか」
と相談があった。
社長になって、最初に考えることのひとつが
「自分の給料の金額」
です。
社長になるまでは、
社長が後継者の給料額を決めていたでしょう。
月額○○万円と。
いざ、自分が経営する立場になると
自分の社長としての給料(正確には役員報酬)を
決決めるのですが、
何を基準にしたらいいか、
分からないものです。
しかも、社長の給料は一年に一度の株主総会の
時に変更することができません。
(役員報酬を下げることはできます)
自分で自分の給料を決めるので、
高いのか安いのか判断がつきません。
高すぎると、社員からもらいすぎと思われないか。
安すぎると、自分のモチベーションが上がらない。
意外と、悩むものです。
こんな時、一つの考え方があるのでTさんには伝えました。
続きは金曜日に。
前回からの続きです。
中小企業の株ですから、価値が明確でないものを
買うので、一見すると高い買い物に思えてしまいますが、
株式は次の後継社長に100%集中させることが
事業承継の基本形です。
優良な会社であればあるほど、利益が増えて、
株を買い取るのに、余計に資金がかかります。
そうならないために、早期に買うことが必要です。
それも、後継者が買うことが最適です。
ちなみに、この会社では10年前なら
1500万程度だったのが、今や5000万になっています。
早期に対策すれば、よかったのですが、
このまま放置すればさらに、資金が必要となるので、
早急に株価を計算して買い取ることにしました。
事業承継にはカネがかかります。
でも、その資金を早期に対策することで
少なくすることで、
会社も一族の資産も守れます。
そして、後継者が自分で株式を買うための
資金の方策もあるのです。
では良い週末をお過ごしください。