前回からの続きです。
このDさんのように会社が厳しいときに
従業員が同じように危機感を感じて、頑張ってほしいと
考える後継者・後継社長は多いのですが、
そのようなことはほとんど起こりません
なぜなら、人は脳の仕組みとして
不安なことや厳しいことを強く感じると
思考をストップしてしまうからです。
誰でも、不安なことを考え続けると
どんどん悪い方に考えてしまうますよね。
そうならないために、あえて「考えない」
という知恵を大人はみんな身につけています。
ですから、
厳しい状況にあったときに
後継者・後継社長がすることは
「成功できる未来を従業員に見せること」です。
危機感や不安で行動することよりも
達成感や目標を感じて行動する方が
ビジネスとしてよい結果につながります。
後継社長のなかには
厳しい業種や状況もあるでしょう。
そんなときほど、その会社の明るい未来を
見せることがリーダーに求められます。
そのために、経営する知識と知恵が必須で
夢物語ではなく、地に足のついた計画を立案しましょう。
では、よいゴールデンウィークをお過ごしください。