前回からの続きです。
事業承継をするにおいて、
長期的には戦略を変えなければ生き残れません。
ですか、変化はあるのですが、
その変化の先に影響をうける部下や人々を
イメージして、話せるかどうかが、
後継者として重要です。
この人は「こんな変化がある」と
考えていることだけで、
相手にとっては、気にかけてもっていると
受け取れます。
これを怠ると、
後継者が新しい戦略を実行しようとしたとたん、
社内から反発にあり、多くの従業員が退職するなど
会社として危機的な状況になります。
ですから、後継者はその変化に対する心理的な影響、
言い換えると「気遣い」を部下に伝えることは
何よりも大切です。
部下や社員に現在の能力を100%発揮してもらうことで
会社が上手く回るので、
今よりパフォーマンスが下げないことが
組織力として重要です。
だから、組織力を継続して発揮させるために、
自分の言ったこと、行動がどんな影響を与えるか
よく想像してください。
そうすることで、後継者の問題を遠ざけますし、
やりたいことが円滑にできるようになります。
心理学的なアプローチですが、
経営者として会社を動かすために
必要な技術です。
台風が近づいてますが、
お気をつけて
今週末は家でおとなしくします。
では良い週末をお過ごしください。