アシスト2代目 ブログ 中小企業診断士 高橋秀仁のアシスト2代目ブログ

記事一覧

「会社が長く続くことが大切①」

寒くなってきました。
私も昨日からコートを来ています。
体調にはお気をつけて。

 

自分が後継者ということで、
自分自身について悩む方も多いです。
でも、後継者という立場はとても貴重です。

 

なぜなら、
日本で働いている人口や約6800万人
企業数約190万社(個人事業主は含めず)

 

単純計算  35人に一人が社長
といえます。

 

これって学校ならクラスに一人だけなれる
という感じですし、
100人いたら3人だけやれる仕事だと考えると
かなりの競争率ですよね。

 

社長になれるというのは実に貴重なチャンスと言えます。

 

先日、事業承継させていただいた、ある会場で
後継者が割と多かったので、後継者へのエールのつもりで
話そうと会場入りしました。

 

私はセミナーの開始前の時間帯に
参加者を名刺交換し、どんなことに興味があるかお聞きします

 

セミナー内で少しでもその方が欲しい情報を入れようと考えているためです。

 

その会場では、後継者の方が挨拶するものの、
反応がいまいちでした。

 

事業承継の当事者で
事業承継セミナーに来ると言うことは
私の経験から
現状をなんとかしたいと考えてる
意欲の高い方が多いはずなのに、
「今日はどんなことに興味があってこられましたか」
とお聞きしても
「特にないです」とか「なんとなく」とかでした。
このような場合、私がコンサルする場合なら
見守ることも重要なので、いったん時間をあけます。

 

でも、事業承継で私がいつも重要だと言っていることは
会社が長く続くことが大切で
そのための活動の一部が事業承継である

 

だから、後継者も長期的な視点で考えなければならない

 

続きは金曜日に。

 

 

btn_merumaga_on

現社長様、後継者様、私にお任せください!「事業承継」ならアシスト2代目までご相談ください!!お問い合わせはこちら!

記事一覧

「改善するなら小さいことから始める②」

前回からの続きです。

 

感情が大きく揺れ動くときにリフレーミングをしても
なかなか上手くできません。

 

例えば、
経営者が○○について、やり方を変えない

それで上手くいった成功体験がある

その成功の要因は何だったのか

その要因を自分が身についているか

 

などと考えてください。

 

とはいえ、1回のリフレーミングで
全て解決するわけではありませんし、
問題が大きい場合も自分だけでは
改善できないことも多いでしょう、

 

小さい出来事から徐々にやってみてください。

 

これは、経営者との関係も同じで、
改善するなら小さいことから始めるのが
経営改善の基本です。

 

それでも、リフレーミングできない時は
しばらく、その問題から距離を置くことも大切です。
問題解決にはタイミングがあるので。

 

具体的なことはセミナーやコンサルで
いつも話しています。

 

では良い週末をお過ごしください。

 

 

btn_merumaga_on

現社長様、後継者様、私にお任せください!「事業承継」ならアシスト2代目までご相談ください!!お問い合わせはこちら!

記事一覧

【第180回】ポッドキャストが配信されました

【第180回】ポッドキャストが配信されました。

 

「先代からバトンを引き継いだ初めての朝、リーダーとして足が震えた:(一社)全日本応援協会 代表理事 朝妻久実氏 インタビュー【後編その1】」

 

先代からリーダーを引き継いで自分が一人で再開した朝チア。
これまでは先代が出していた声を自分が出すとなると、恐怖で足が震えた。
それでも、先代の後ろでやってきた5年の経験で、やりきることだけに専念した。
踊るだけでなく、通行人に声もかけた。
そんな、声のラリーが新しいチア部となり、仲間も増えました。
そして、朝妻さんの応援を広げたいという思いを朝チアだけでなく、
広く活動したいと考えて、一般社団法人を設立した。
事業から世の中への貢献へと進化するところが聞き所です。

 

全日本女子チア部

ぜひお聴きください。

現社長様、後継者様、私にお任せください!「事業承継」ならアシスト2代目までご相談ください!!お問い合わせはこちら!

記事一覧

「改善するなら小さいことから始める①」

いよいよ11月の終盤で早くも忘年会が
始まっているのではないでしょうか

 

私も昨日、東京でお世話になっている経営者の集まりで
「よいお年を」を今年初めていいました。
寒くなってくるのと同じように、
いよいよそんな季節が到来しました。

 

さて、先週で
リフレーミング
のことについて書きました。

 

リフレーミングとは
一見すると悪い出来事や相手の行動でも、
見方や状況を変えて考えると
悪いことばかりでなく、良いことも含まれている
ということです。

 

ある読者から
そんな考え方はやせ我慢や空元気みたいなので、
悪いことが起これば気分が優れないし、
嫌なものは嫌だ
特に現経営者(父親)の頭の固さや
やり方にいい面なんでありませんよ
という、叫びにも似た悩みをメールいただきました。
私もリフレーミングを最初に習ったときは
そのように感じました。
メルマガなので、
説明が不十分だったことを申し訳なく思います。

 

まず、リフレーミングついては
良くない出来事によって、
沈んでいる気持ちを無理矢理、
気分良くさせるものではありません。
(気合いでモチベーションアップではない)

 

嫌なことがあれば、
やっぱり気分が良くない。

 

さらに、
それ自体は否定すると
自分自身を否定することになるので、
ドンドン悪循環になります。

 

だから、嫌なことを否定するのではなく、
それはそれとして、その瞬間は
その感情を自覚します。

 

その後に、起こった事実を
多面的に見ることで、
良いことと悪いことの両方を知る、
そして気持ちはできればフラットにしたい。

 

人間は感情の左右されるのでは
その感情の振れ幅が大きいと
事実を見づらくしてしまいます。

 

これがリフレーミングの考え方です。

 

そして、上記のように
後継者が経営者に感じる不満の場合は
どうなるか、というと。

 

起こった出来事や経営者の行動について
少し時間をおいて、リフレーミングしてください。

 

続きは金曜日に。

 

 

btn_merumaga_on

現社長様、後継者様、私にお任せください!「事業承継」ならアシスト2代目までご相談ください!!お問い合わせはこちら!

記事一覧

「クレームは大切②」

前回からの続きです。

 

後継者はクレームというか、
厳しい指摘や指導を受けるときがあります。
特に現経営者(先代)から。

 

その時に後継者はいろいろ言われるので、
ついつい反発してしてしまいます。
言われる中に的外れのことも
あるので、ある程度もしかたありません。
(親子で感情的になるので)

 

でも、その中に真実に隠されているかもしれません。
それを見つけることができれば、
後継社長として、大きく成長できる機会です。

 

誰もで、耳の痛いことは聞きたくありません。

 

だからこそ、一度その意味を深く考えて、
自分なりに腹落ちさせることも大切です。

 

心理学ではリフレーミングという考え方があります。

 

一見すると悪い表現や状況でも、
見方や状況を変えて考えると
悪いことばかりでなく、良いことも含まれている
ということです。

 

簡単な例として
雨が降ったら、嫌だという方が多いでしょう。
傘を差すのは面倒だし、足下もぬれる。
洗濯物が乾かないし、外に出ても、薄暗い
など、ネガティブなことが多いです。

 

しかし、雨が降ることで
作物が育ちますし、
雨の日のファッションを楽しめます。
外に出ずに自宅で過ごす喜びも味わえるし、
雨を見続けると心を落ち着けることができます。

 

などなど。

 

これを全ての事象で、
皆さん自身に起きた出来事について
リフレーミングしてみては
いかがでしたでしょうか。

 

○○と言われたけど、
何か良い面が含まれてないだろうか
と、自問自答してください。

 

腹の立ったことも
何かの役に立っているはずです。

 

そんなコンサル手法についても
コンサルティングやセミナーでお話ししています。
なぜなら、事業承継の問題の半分はメンタルだからです。
気になった方はいつでもご連絡ください。

 

では良い週末をお過ごしください。

 

 

btn_merumaga_on

現社長様、後継者様、私にお任せください!「事業承継」ならアシスト2代目までご相談ください!!お問い合わせはこちら!

記事一覧

【第179回】ポッドキャストが配信されました

【第179回】ポッドキャストが配信されました。

 

「(一社)全日本応援協会 代表理事 朝妻久実氏 インタビュー【前編】」

 

全日本女子チア部(https://ajoen.jp/)は、
朝に駅などで世の中を勝手に応援するというコンセプトでスタートした。
その2代目部長の朝妻さん。
入部前の朝妻さんは仕事で失敗続きで、相手を嫉妬し、心がすさんでいた。
そんなとき、友人の言葉で、チアをやりたいと気づいた。
そして、朝一人でサラリーマンを応援する先代を見て、思い切って飛び込む。
やり続けると自分が変わった。自信ができて仕事も充実した。
その活動を5年したときに先代にやめると言われ、悩みながらも
自分がやるしかない。そして、やりたい。と決心しました。
熱い想いを持った、2代目リーダーの決断の心境が分かるインタビューです。

 

ぜひお聴きください。

現社長様、後継者様、私にお任せください!「事業承継」ならアシスト2代目までご相談ください!!お問い合わせはこちら!

記事一覧

「クレームは大切①」

以前、地元の商工会議所の講演で
辛坊治郎さんの話を聞いてきました。

 

原稿もなしに、90分間で政治から経済、
テレビの裏話やご自身の遭難体験など
観客を楽しませる話術は流石です。

 

私も人前の話す仕事をなので、
大変参考になりました。

 

その中で、印象に残っていることは
「成功した経営者は顧客のクレームを大切にする」
という部分でした。

 

多くの成功した経営者にインタビューで、
「クレームが100あれば、そのなかで1つや2つは
自社が気づいていない課題がある。
それを改善することで、さらに良くなります。
だから、クレームを大切にします」
と、ほとんどの経営者が話していたそうです。

 

確かに、
テレビのインタビューでも、
多くの経営者が失敗やクレームから
新しいことを見つけて成功につなげています。

 

そういう意味でクレームは大切です。

 

事業承継においての後継者はどうでしょうか。

 

続きは金曜日に。

 

 

btn_merumaga_on

現社長様、後継者様、私にお任せください!「事業承継」ならアシスト2代目までご相談ください!!お問い合わせはこちら!

記事一覧

「親族内の事業承継②」

前回からの続きです。

 

現在の後継者不足の時代で
「後継者がいる」
それだけで、社外への信頼を高め、
長期的に取引を実現する要因となります。

 

ですから、
私が事業承継の前提条件のひとつに
「後継者の存在」
と、強く伝えています。
後継者自身にその価値を自認してもらいます。
「あなたには、それだけの価値がある」と。

 

後継者の経営力が高いが低いかは
大きな問題ではありません。

 

なぜなら、後継者の経営力は
後継者が社長になって、
責任のある立場で判断し行動することで
初めて分かるからです。
極端なはなし、
「やってみないと分からない」と
周囲の人々は思っているからです。

 

ある意味、最初は経営が上手くいかなくても
周囲から想定内なのです。

 

とはいえ、経営に関する基礎知識がなければ、
いくら経験を積んでも成功しません。

 

重要なことは、
後継社長になって、
失敗しない経営方法の
知識を学んでいたことです。

 

失敗しないことが、会社を長く続ける秘訣です。

 

野球で言えば、
剛速球で三振の山を築かなくていいのです。
打たせて、バックに守ってもらえば大丈夫。
1点や2点ぐらい打たれても、気にしない。
大量失点しなければ、
挽回のチャンスはいくらでもあります。
後継社長のいいところは
試合が始まったばかりで
先は長いと言うことです。

 

その長いイニングを考えて、
最後に勝つには、どうすればいいか、
という発想が重要です。

 

経営でも同じです。
目先のことも大切ですが、
それは確実に社内の協力のもと乗り切って、
長期的なことは、攻めて、成功を目指す。

 

これができるのが
親族内の事業承継のいいところです。
これから20年社長をするならば
と自分の人生として考えることができるからです。

 

誰でも最後には勝利者になりたいですね。

 

そんな経営者と後継者を事業承継という
タイミングで支援し、いい会社にして、
オーナー一族の幸せを実現します。

 

また来週~。

 

では良い週末をお過ごしください。

 

 

btn_merumaga_on

現社長様、後継者様、私にお任せください!「事業承継」ならアシスト2代目までご相談ください!!お問い合わせはこちら!

記事一覧

【第178回】ポッドキャストが配信されました

【第178回】ポッドキャストが配信されました。

 

「後継者・後継社長のためのマーケティング志向の製品商品開発法」

 

経営者にとって、新しい製品や商品を販売することは重要です。

ただし、この新しい製品や商品を開発するにあたり、

どのように考えればよいか。

その方法について解説します。

アイディアをカタチにするための思考法です。

新しいアイディアを考えるのが苦手な方はぜひ、お聴き下さい。

 

btn_merumaga_on

現社長様、後継者様、私にお任せください!「事業承継」ならアシスト2代目までご相談ください!!お問い合わせはこちら!

記事一覧

「親族内の事業承継①」

11月になって、早朝は少し寒くなってきました。
季節の変わり目ですから、お体ご自愛ください。

 

東京商工リサーチの調査では

 

事業承継で
後継者「有り」の企業8万4579社のうち、
同族への承継を予定している企業は
5万7187社(構成比67.6%)で約7割を占めた、
ということです。

 

ここ数年では
事業承継でも
従業員承継やM&Aが増えていますが、
やはり、中小企業においては
親族内の承継は基本と思われます。

 

私の雑感ですが、
現経営者がしっかりといい会社を作っているほど
後継者が引き継いで、さらに成長させているように
感じています。

 

なぜか。

 

いくつか、考えられますが、
やはり、親族が継ぐほうが
顧客や金融機関など社外からの安心感があります。

 

企業にとって
顧客からの信頼こそが
存立の基盤です。

 

続きは金曜日に。

 

 

 

 

btn_merumaga_on

現社長様、後継者様、私にお任せください!「事業承継」ならアシスト2代目までご相談ください!!お問い合わせはこちら!

ページ移動

sp