アシスト2代目 ブログ 中小企業診断士 高橋秀仁のアシスト2代目ブログ

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「社長の仕事は素早いチェック①」

先日、株式会社武蔵野 小山昇社長の講演に
参加してきました。
私が参加している経営者勉強会の例会としてでした。
この会が武蔵野さんのボイスメール使用社の
集まりなので、私にとって毎回学びが深いです。

 

そのなかで、
「社長の仕事とは」というテーマで
小山社長「決定とチェック」と言われました。

 

決定については、ご存じのとおり、
会社の最終責任は社長にあるので、
決定が社長の仕事だと言えます。

 

次に「チェック」
社長が決定したことを社員が行動してもらって
初めて会社の活動となります。

 

とはいえ、上司に指示されたことを
そのまま実行し、成果を出すことは至難です。

 

よくあるのは、
仕事を頼んだけど、全然違う出来になってしまった。
その原因は
上司も部下も仕事をチェックできる方法がないことです。

 

単純な仕事なら、やり方を教えれば誰でもできますが、
仕事は複雑で多様な要素が入り組んでいます。
営業方法
集客のやり方
製造方法
人への育て方

 

などなど、頭の中ではできていても、
人に伝えるのに、明確に文章や図式化しているものは
あるでしょうか。

 

続きは金曜日に。

 

 

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【第193回】ポッドキャストが配信されました。

【第193回】ポッドキャストが配信されました。

「自分たちが強くなければ、顧客は守れない」と社内を改革した老舗企業4代目の成功とは:      株式会社白鳥プロパン 代表取締役 白鳥五大氏 インタビュー【後編‪】              9割がもめる社長交代 ~二代目社長が成功する極意~

3店舗を一つの会社としてまとめて再出発するため、後継社長に指名された白鳥社長。 急な社長指名であっても、「自分がやる番なのだ」と自覚と覚悟ができていた。 それは、先輩社長や青年会議所の仲間が社長になるのを目の当たりにしてきたからである。 社長になり、社内をまとめるために 「何故、その仕事をやっているか」と、会社の目的を伝え そして「我々は安心を配送していたのだ」と繰り返し言った。 それは、東日本大震災の教訓から 「自分たちが強くなければ、顧客は守れない」と痛感し、 そのための投資や会社の資産を再構築します。 大きなタンクに投資すれば失敗すると言われたが、できると思っていた。 それは、他地域で成功した仲間の存在があったから。 その地域から少し飛び出し人脈と情報を得ることで 成功することが分かる、貴重なインタビューです。

アシスト2代目(株式会社高橋) 後継者・後継社長の方               http://asisst-2daime.com/

事業承継コーチング協会 士業・コンサル・FPの方                https://www.jsc-kyokai.com/

こちらから、お聞きください。

9割がもめる社長交代 ~二代目社長が成功する極意~←こちらからご案内ページに移ります

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「道徳のない経済は罪悪であり、経済のない道徳は寝言である②」

前回からの続きです。

 

私は中桐さんに、二宮さんはどんな指導をされていたか
お聞きしたところ、こんな話をいただきました。

 

ある貧しい農家に二宮さんが指導に行くことにナリ、
その農夫は有名な二宮さんから教えてもらうので、
きっと、画期的な指導があると思っていました。

 

しかし、二宮さんがその家で指導は
たった1つのことでした。

 

「納屋を掃除し、徹底的にきれいにしなさい」

 

期待しいた農夫は失望し、理由をきいたところ
明確な言葉が返ってきました。

 

「あなたは毎日忙しくしているように見えるが、
その忙しさは成果(農作物の収穫)につながっていない」

 

「あなたは、朝からスムーズに仕事が始まっていないだろう。
鍬などの道具を探しているのではないか。そのほかの段取りも
無駄な時間や作業が多い。時には、すでにあるものを二重に
購入しいるので、銭も失っている」

 

「あなたのやるべきことは、納屋を整理整頓し、毎日に仕事を
確実に成果に結びつけるための準備です」

 

とてもシンプルな指導です。
そして、300年の前に重要なことは現代と同じでした。

 

私もコンサルティングの初期に後継者に、
整理整頓を徹底してもらいます。

 

作業の無駄をなくし、効率的に仕事ができるようになります。
可能限り、日常に使うものは少なくしてもらいます。

 

そうすれば、頭の中がシンプルになって、行動が速くなる。
時間に余裕がでると新しいアイディアも生まれ、
さらに成果が高まります。

 

人間の行動や思考などは、今も昔も変わりません。
後継者・後継者の皆さん、
ぜひ、昔からある基本思考や原理原則を
改めに読み返しいただき、実行することが
経営者・リーダーとして、有効です。

 

もし、少し時間が空いているようなら
見直してみてはいかがでしょうか。

 

では良い週末をお過ごしください。

 

 

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「道徳のない経済は罪悪であり、経済のない道徳は寝言である①」

少し前ですが、
地元のセミナーで
二宮尊徳(金次郎)さんの
7代目子孫である中桐万里子さんに
お会いしてきました。

 

二宮尊徳さんはご存じの通り
薪を背負いながら本を読んでいる少年の像として
小学校などに銅像がありました。
(今はあまり見かけませんが・・)

 

私も小さい頃に勤勉な人の代表として、
教えてもらったと記憶しています。

 

長じてからは、後継者時代に
経営者のあり方として二宮尊徳さんの考えに
しばしば触れることがありました。

 

私が最も覚えていることは
「道徳のない経済は罪悪であり、
経済のない道徳は寝言である」
ということでした。

 

現代の経営者に置き換えると
会社を経営するに当たり、
理念実現や誰かのためになる仕事が重要で、
同時にお金を稼いで分配することも重要だ。
という意味だと私は考えています。

 

その二宮尊徳さんの障害は波瀾万丈でした。

 

豪農の息子で裕福に育つ

水害で全ての田んぼを失い貧しい生活になり、
両親が失意の中で他界する

尊徳は昼は農作業、夜は書物を読み
勤労・勤勉を続ける(銅像のように)

田畑を取り戻すために稼げる農業を実行し、
25歳でかつて以上の地主になる

 

と、見事なV字回復です。
さらに、二宮さんのすごいところは、
自分だけでなく、周囲の農民の暮らしもよくするために
農業指導をして回ったのです。

 

その村の数は約500。
40年ほどの間ですから、すごい数ですね。

 

ある意味、私と同業のコンサルタントだったのです。

 

続きは金曜日に。

 

 

 

 

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