6月も後半になり、日に日に蒸し暑くなってきました。
マスクをしての生活もまだまだ続きそうです。
マスク生活と一言で言っても、その季節季節に合ったつけ方の
工夫が必要ですね。
しばらくコロナ話が続いたので、今回は
事業承継の基本的なことを記します。
私がセミナーでもコンサルティングの現場でも
後継者・後継社長の皆さんへ
伝える重要なことのひとつに
「経営知識を身につけること」
があります。
会社を経営するために必要な
基本知識があることを
ご存じない方が多いためです。
これは後継者が悪いわけではなく、
そのことを教えてくれる人がいないためです。
なぜ、教えてくれないのか
現在の経営者の多くは
創業前に経営知識を学ぶことを知らずに
経営しながら、経験則で身につけたからです。
一般的に創業後1年で3割が倒産しします。
生き残る可能性は、3年で35%、10年で6%です。
とても、低いと感じませんか。
その原因は、正しい経営知識がないので、
上手くいくかどうかは、運次第のためです。
現在生き残っている経営者の皆さんは
スーパーマンです。
知識よりも、強烈な個性や強力な武器で
他社を押しのけて、生き残った皆さんです。
そんな、マネを後継者ができるわけありません。
しかも、後継者は会社を引き継ぐ時点で
従業員がいて、販売先も、仕入れ先もあり、
金融機関や公的な機関ともつながりがあり、
何かあったときの責任が大きい。
つまり、後継者・後継社長は失敗してはならないのです。
特に、事業承継前後で失敗は大きな痛手になります。
最悪の場合は、倒産です。
失敗しないためには
経営に関する正しい知識をえて、
経営に自信がなければなりません。
そのために、経営知識を学ぶことは重要です。
では、また次回で!