アシスト2代目 ブログ 中小企業診断士 高橋秀仁のアシスト2代目ブログ

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地方の事業継承について ①

事業承継の現状は何も変わっていない。

今週に様々な専門家と話したなかで
私が改めて感じたことです。

あるベテラン税理士先生
「コロナの影響で、業績の良い会社ほど
事業承継に取り組んでいる」
ある経営コンサルタント
「事業承継のタイミングでM&Aの案件が増えている」

ある中小企業診断士
「業績が厳しい会社は廃業を検討している
なんとか事業承継できないか」

と、それぞれの立場でお悩みでした。

私も事業承継を少しでも考えていた経営者は
事業承継の準備を進めることを推奨してます。

そして、具体的な相談も今週から増えつつあります。

経営者Aさん(84才)は
地方都市(10万人程度)でスーパーを経営し50年。
長年の堅実経営から、不動産も2棟持っています。
いわゆる地元の名士です。

スーパーの方はかつてはかなり儲かりましたが、
ここ10年ほどは収支がトントンぐらいです。
収益の柱は不動産です。

ただし、この不動産が個人事業で保有していることで
今後の事業承継の課題となります。

子供は3名いますが、いづれも50才以上。
スーパーを長男に、不動産を長女と次女に考えていると。

相続となると、家族のことあるので、
あまり断定的なことは言えませんが
収益として、資産価値としても、
スーパーが厳しいことは明白でした。

不動産を引き継ぐ予定の長女次女としても、
相続税も過大だし、その後の管理業務も難しい。

そんなことを悩んでいたAさんですが、
事業承継について誰に相談していいか分からなかった
ということでした。

私の知人を介しての紹介でいただきましたが、
地元で有名人名だけに
相談できる人がいなかったようです。

知り合いの経営者や顧問税理士さんに聞いても、
「よく分からない」と答えが見つかりません。

地方に行けば、このような情報不足がかなり多いと思います。

では、また来週!

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