先週に久しぶりにゴルフに行きました。
コロナが流行していますが、
屋外で少人数のゴルフは人気のようで、
平日にも関わらず、ほぼ満席でした。
その際に、一緒にまわった
先輩経営者Aさんから、ゴルフにまつわる話をお聞きした。
ゴルフをする方はご存じのとおり、
日本のゴルフコースではグリーンが2つあります。
芝生の保持のため、
どちらかを使用し、どちらを休ませます。
しかし、海外コースの多くはグリーンが1つです。
なぜなら、
そもそも、ゴルフというスポーツは
ティーグラウンドからグリーンのカップへ
遠くて小さい場所を目指して、打ち込むスポーツで
その課程において、技術や思考を競うものだからです。
つまり、そのコースにスタートとゴールが
いつも決まっていることが大切であり、
それを毎回どのように攻略するかが
楽しみであるということです。
何事にも
原理原則を知り、「そもそも」の目的を分かることは
物事を深く知るために重要です。
では、なぜ日本のゴルフコースはグリーンが2つあるのでしょうか。
日本のゴルフでは、芝生の発育はヨーロッパほど早くなく、
1つしかグリーンがなければ、
芝生がはげてしまい、良いプレーが出来ないためです。
つまり、良い状態でゴルフができるように
プレーヤーのために、2つにしています。
ゴルフを楽しんでもらうための手段です。
しかし、時が流れて、
日本にはグリーンが2つ有るのが常識となってくると
今度はグリーンが1つしかないゴルフコースは
不十分に考える人が増えていきます。
なぜ、グリーンを2つ作らないのか、
名門コースのなのに、残念だ
などです。
いつのまにか、目的と手段が入れ替わり、
手段が重要視されました。
経営でも同じ事がありえます。
では、続きは次回に!