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【第227回】ポッドキャストが配信されました。

第227回 急に引退した先代からバトンを受け継いでから、本当の経営者になれた:株式会社シバヤマ 柴山聡一郎社長 インタビュー【後編】
9割がもめる社長交代 ~二代目社長が成功する極意~
周囲は信じていなかったが、「60歳で引退する」と宣言していた先代から、本当に60歳でバトンを渡された。
先代からのアドバイスは「会社全体を見ろ」
それまでは現場目線で見えていたことが、全体を俯瞰した社長目線で見ることで、同じ事でも違う印象を持ち、経営者としての解決法が変わってきた。
社長就任直後に、男性と女性の終了時間が違っていたことをそろえるために、柴山社長が出した解決策とは。
さらに、新事業のスタートでも課題が多いところ、ある解決策が社内に好影響を与えた。
人材の活用方法も分かる内容です。
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株主の確定 ②

株主を確定して、
その株主から自社株を買い取る
自社株の株価を計算して、交渉する

基本方針はこれです。

ですから、社長にお伝えしたのは
現在の株主を確定させてください。
そのために昔の資料を探し出して、
相手と連絡を取るようにと。

事業承継において、
自社株は全て後継者に集中させることが理想です。

ですから、現在持っている株主から株を買わなければなりません。

その株主の株をまずは会社で購入することを
検討します。

社長が購入されると、後継者に渡すときに
株式買い取り費用が2度手間になるので
まずは会社で購入を検討します。

次に株価が安ければ、後継者購入するのがよいでしょう。
将来に向けて、株価が上がることを目指しているので、
先行投資的に買いましょう。

特に今回の企業では株価が低いので
後継者さんに購入を勧めておきました。

交渉段階においては、
現在の株価を計算しておいて、
その価格を中心に交渉します。

関係性が良好な相手であれば、
売買は難しくはありません。

交渉が難航する場合の対策については
長くなるので、別の時に書きます

自社株については
しばしば、このメールで書いており、
皆さんの認識はあると思いますが、
今一度、株主名簿や自己株式について
決算書を読み返してください。

自社株を最も保有している者が
会社では意思決定できます。

では、また来週!

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株主の確定 ①

少し寒くなってきました。
先週、京都に紅葉を見に下鴨神社に行きましたが、
まだ、青い紅葉が多かったです。

まだまだ、コロナの影響で
人出はぼちぼちで、
ランチや参拝も、楽しめました。

先日、友人のコンサルタントから
事業承継の相談がありました。

製造業A社は大手企業の下請けで
約60年の歴史があり、今の社長が2代目(72歳)です。
息子(41歳)は大手製造業に勤務しており、
来年に入社予定で、その後3年ぐらいかけて
事業承継を検討しています。

課題はいろいろありますが、
最も困ったことは
自社株が分散していることです。

本人      47%
弟(専務)   10%
社外の姉と末弟 20%
その他親族   15%
その他      8%

なかなかの分散具合です。

社外の姉と弟は会社の経営には関わっていないのですが、
会社の土地は兄弟(本人・専務・姉・末弟)の4名の共有。

関係は良好ではあるけど、株の話はあまりしていません。
(土地のリスクはありますが、今回は割愛します)

さらに、
その他親族は、創業者時代に株主として
分散しており、現在の社長も、詳しくは知りません。
さらに、相続も起こっているので、さらに細分化してそうです。

さらに、名前も分からないその他という
株主が決算書に載ってます。

これほど分散しているなると大変ですが、
やるべき方向性は一つです。

続きは次回に!

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