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事業承継には複数の選択肢を用意して ①

「息子に継がすことは難しいと分かりました。」

事業承継での相談で経営者A氏が少し寂しそうに話されました。

事業承継の相談の2回目の訪問で、
息子への事業承継を諦め
M&Aに方向転換するとのことです。

初回の面談後、後継者に
事業を引き継ぐ気があるのかと
経営者が聞いたところ、
あまり考えてないと言われたためです。

私は会社を長くつづめるには
親族内承継が最も有効だと考えております。

しかし、後継者の状況によっては
M&Aのほうが良い場合もあります。

このA氏にも、お伝えしたことは

「息子さんが最終的に継がないと決まった訳では
ないのですが、M&Aをすれば御社がどうなるかを
シュミレーションすることは重要です。」

さらに、
「そもそも、親族内承継・従業員承継・M&Aと
一旦はゼロベースで考えることは
事業承継のスタート時点では有効な方策です」

人間は「やるか」「やらないか」という
選択肢では選びにくいのです。

息子に継がすか、継がさないか

と考えると、話が進みません。
なぜなら、デメリットばかりに目が行くからです。
人間は脳の構造上、そうなっています。

だから、複数の選択肢を用意し、
そこから、メリットとデメリットを総合的に考えて、
順番をつけて実行することが
成果の出る方法です。

では、続きはまた来週!

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