先日、ある後継社長と話していると
こんなことで共感しました。
「早く引退したいんです。
できれば、60歳で」
この後継社長Aさんは
45歳で、会社を引き継いで10年目です。
建材卸売り業を引き継いで、
この厳しい状況の中でも
堅実に経営されています。
Aさん曰く
「仕事は好きなのですが、
やっぱり、建材が好きではないんです。
引き継いだ責任は果たしますが、
私の次に早く渡したいぐらいです(^_^)」
Aさんのように、
引き継いだ業界が自分と合わない事もあると思います。
それでも、Aさんのように、
経営という仕事は好きなので、
業績を高め、人材を育成するなど
十分な成果を出せている方は多いのです。
特に先代が初代の場合は、
その業種が好きで好きで、たまらない方の
後を引き継ぐので、
同じように好きであること難しいでしょう。
私もかつて、婦人服小売業を引き継いだ時には
このような気持ちでした。
そもそも、婦人服は私が着ないので(^_^)
それでも、売上を高め、店舗を増やし、
成果を出しました。
そんな状況でも成果は出せます。
でも、後継社長にとっては、しんどい時間でしょう。
だから、私はいつも言うのです。
「引退する時期を決めましょう」
では、また来週!