前回の続きです。
Aさんもご苦労されています。
このような場合は、
粘り強く説得するしか有りません。
まずは、自社の在庫の状況と
他社の平均在庫と比較して、在庫量が多い。
在庫量が多いとキャッシュを圧迫するので、
経営にはマイナス。しいては、給料やボーナスが
増えないという悪循環になります。
卸売り業は特に品揃えを増やして売上を上げようと考えますが、
右肩あがりの会社なら良いのですが、
成長率が鈍化している会社なら
在庫を抑えて、キャッシュを残す経営に
シフトチェンジしなければなりません。
そのことを、ベテランを含めて
社員に分かってもらうための
説明と仕組みを後継者が作ります。
反発はありますが、
まずは5割の社員がやれば合格で
8割の社員がやれば上出来です。
新しいことをやる場合は
これぐらいの気持ちで大丈夫です。
そのつもりで、粘り強くやりましょう。
後継者Aさんにお伝えしたのは、
この経験がきっと、この先に生きることは
間違いないということです。
後継者時代の苦労は必ず後継社長になったとき、
過去の自分が今の自分を支えてくれる自信になります。
後継者のご苦労を未来の成果に変えるサポートをやっています。
では、今週も頑張って行きましょう