先日あるサッカーのプロコーチのセミナーを
受講しているときにこんなことを教えていただきました。
サッカーには2つの「戦略」しかない。
それは「自分たちがやりたいことをやりとおす」か
「相手のやりたいことをやらせない」か、
ということです。
なるほど、
いいかえると
相手を圧倒する長所を伸ばして勝つ方向と
我慢して相手の弱点をついて勝つ方法
と言えます。
前者が自分が優位の時に使う戦略
後者が自分が劣位の時に使う戦略です。
確かに、得点を取り合うスポーツにおいて
この戦略を決めることがまずチームとして重要です。
戦術はそののちに、試合ごとに現場責任者が決めます。
日本代表なら戦略を決めるのは監督ではなく、
日本全体のサッカー文化とか、
多くの日本人がサッカーに対して持っている
いいイメージとも言えます。
ですから、この戦略がころころ変わるとダメです。
さて中小企業に置き換えると
この戦略こそが長年会社に根付いた
「企業風土」や「経営理念」とです。
そこに、社長から社員まで
ずっと持っている想いがあってこそ、
会社はチームとして協力し、うまくいきます。
続きは金曜日に。