アシスト2代目 ブログ 中小企業診断士 高橋秀仁のアシスト2代目ブログ

記事一覧

「会社の経営改善と見える化①」

先日ある商工会議所でのセミナーでことです。

 

私は早めに来られた参加者に名刺交換させていただき、
ご挨拶をします。

 

その際に
業歴がどのぐらい長いのか
何人ぐらい社員がいるのか
どんな仕事の特徴があるのか

 

などは、簡単にお聞きします。
セミナーで近い業種や状況の話を織り交ぜるためです。

 

ある経営者Aさんにお仕事をお聞きしたところ
「建設関係です」
と言われたので、
「建設関係はとても広く、関わっている会社も多いと思います
御社は主にどのような部分を担っていますか」
とお聞きしたところ
「普通の建設業で全般的です」

 

コンサルをしているとこの「普通」が曲者です。
私のように多くの経営者にお会いしていると
業界での平均値ぐらいと想像できますが、
ご本人がいう「普通」は普通ではありません。

 

ですから、もう少し
「仕事量の多い現場は」
「商用と個人用はどちら多いですか」
など、お聞きしても、「いろいろ」とのことです。

 

そして事業承継についてお聞きすると
息子がいるが、サラリーマンをしていて帰ってこないので、
どうしたらいいか悩んでいる、とのことです。

 

私は心の中で、息子さんの反応が手に取るようにわかります。

 

なぜなら、このAさんが
自分の会社がいかに素晴らしく、社会のためになり
お客様に喜んでいただいているか。
そして、今後、生き残る経営方針を定めてるか
という、経営者と後継者の話ができていない
を語っていないのです。

 

きっと、継いでほしいと息子さんに言ったけど
断られたのでしょう。これでは親子の会話です。

 

でも、それが全ててはありません。
息子さんは会社の内情や詳細を知りません。
だから、息子さんもなんとなく「親父の会社は○○だ」
と思いこんでいます。

 

それが正しいこともあるし、一面しか見てない時もあります。

 

続きは金曜日に。

 

 

 

 

btn_merumaga_on

 

現社長様、後継者様、私にお任せください!「事業承継」ならアシスト2代目までご相談ください!!お問い合わせはこちら!
sp