前回からの続きです。
近年、
後継者不足で業績は悪くないのに
廃業する店舗や工場があります。
その店舗や工場には、顧客がいて、
仕事があります。
それが、なくなることは、
顧客にとって、困ったことです。
ですから、
この顧客に対して、
自社なら同じような仕事ができる。
と、アピールし、顧客を引き継ぐことが
顧客承継です。
このような事例は
大手企業の下請けにはよくあります。
もし、このように自社の顧客を増やすチャンスが
あるとしたら、後継者の皆さんなら
どのように対応するでしょうか
このような、案件は急にきます。
しかも、即答を求められる。
話がきてから考えたのでは、間に合いません。
○○ぐらいの仕事量ならできる
とか
○○関係の技術なら応用できる
とか、
ある程度、シュミレーションする必要があります。
例え、そのシュミレーションが無駄になったとして、
経営するということは
あらゆる未来の可能性を検討することです。
自社の将来を考える上で、貴重な時間になります。
目の前の仕事に注力しながらも
後継者として、
将来を見据えた、計画と準備を
整えておきましょう。
そうすれば、最新の情報や
必要な知識があなたに
身につくことになるでしょう。
そのことが、経営者としての
考えやあり方を高めます。
では良い週末をお過ごしください。