先日、事業承継コンサル仲間の勉強会で
こんな話がありました。
「後継者に覚悟を決めるって、シンプルに言えば
親の借金を背負うだから、連帯保証にはんこ押すことです」
って、言うと納得してもらえる。
その方も、3代目社長であり、私も2代目なので
自分が社長になるとき、会社に借金があり、
それも連帯保証しました。
多くの場合は、その意味が分からず、
流れ作業のようにはんこを押してしまいます。
幸い私は中小企業診断士になっていたので、
借入金の意味や返済方法について、
ある程度の計画を自分で立てていたので、
心づもりはできていました。
しかし、多くの後継者が何も分からずに
よく説明も受けずに、はんこだけ押さされる
ことがよくあります。
特に、先代が急死や病気の場合は
金融機関や周囲が急いで、いろんな書類にサインさせられます。
後継者も「とりあえず」という気持ちで
サインしたり、はんこ押します。
実はそれが、後になって苦しくなる原因となります。
続きは金曜日に。