社長を引き継いだ時点で
引退時期を決めます。
60歳とか、65歳とか。
そして、
その時に会社はどのような状況になっているかを
明確に紙に書いておきます。
売上や利益・従業員数・支店の数など定量的なことと
社内の雰囲気や大切にしている理念や行事など定性的なこと
これらをしっかり書いておきます。
そうすることで、これから自分が目指す方向性が
はっきりします。
しかも、10年も20年の先のことですので、
肩の力を抜いて、制限なく、考えることが
後継者・後継社長の本音を記せます。
仮に、次の誰がが継ぐならば、
引き継ぎやすい財務の体質は
顧客との関係性は
社内の風土はどのように作るか
などなど、経営の本質的なことを
考えることができます。
視野を広く、長く、持つことで
長期的に広範囲に会社にプラスなことを
考えることが出来ます。
これが後継者後継社長に重要な
長期展望を持った経営です。
Aさんにも、同じように言いました。
そして、「私も60歳で引退予定です」
と言うと、とても安心されました。
早く引退したいと、言えないのも
後継社長のつらさだと思います。
そんなことが言える、関係性でありたいと
私は改めて思いました。
では、また来週!