前回からの続きです。
資産を減らさずに受け継ぐことが
後継者がやるべきことです。
後継者にとって
減らさないことの第一番目は現金です。
現金を減らさないために、
会社として何をするべきか
という発想が必須です。
現金を減らさないためには
そもそも企業活動で黒字を出して、
キャッシュで現金を残すことが前提ですが、
日常の資金繰りの中で
毎月「いくら資金を残して、ためているか」
を実感できるでしょうか?
資金繰りはどうしても目先のことを
優先してしまいます。
これは、しょうがないことです。
だから、自動的に資金をためるルールを
社内に作っておくことです。
例えば、
毎月月初に○○万円を自動的に積み立て口座に移動する
保険商品を使って、資金を確保する
いくつか方法があるでしょう。
特に保険を活用して資産を残すことは
成功して経営者は必ずやっていることです。
節税しながら、資金を残すことができる
金融商品として保険を活用することを
検討してください。
事業承継にお金の感覚は必須です。
後継者が「現金を残す」ことの方策を
考えることで、後継者目線から
経営者目線に成長できます。
会社全体を見れるのです。
後継者の皆さんは
現金を減らさずに受け継ぐことを
実践してください。
よい週末をお過ごしください。