アシスト2代目 ブログ 中小企業診断士 高橋秀仁のアシスト2代目ブログ

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経営の3大要素とは ①

6月も後半になり、日に日に蒸し暑くなってきました。

マスクをしての生活もまだまだ続きそうです。
マスク生活と一言で言っても、その季節季節に合ったつけ方の
工夫が必要ですね。

しばらくコロナ話が続いたので、今回は
事業承継の基本的なことを記します。

私がセミナーでもコンサルティングの現場でも
後継者・後継社長の皆さんへ
伝える重要なことのひとつに
「経営知識を身につけること」
があります。

会社を経営するために必要な
基本知識があることを
ご存じない方が多いためです。

これは後継者が悪いわけではなく、
そのことを教えてくれる人がいないためです。
なぜ、教えてくれないのか
現在の経営者の多くは
創業前に経営知識を学ぶことを知らずに
経営しながら、経験則で身につけたからです。
一般的に創業後1年で3割が倒産しします。
生き残る可能性は、3年で35%、10年で6%です。
とても、低いと感じませんか。

その原因は、正しい経営知識がないので、
上手くいくかどうかは、運次第のためです。
現在生き残っている経営者の皆さんは
スーパーマンです。
知識よりも、強烈な個性や強力な武器で
他社を押しのけて、生き残った皆さんです。
そんな、マネを後継者ができるわけありません。

しかも、後継者は会社を引き継ぐ時点で
従業員がいて、販売先も、仕入れ先もあり、
金融機関や公的な機関ともつながりがあり、
何かあったときの責任が大きい。

つまり、後継者・後継社長は失敗してはならないのです。
特に、事業承継前後で失敗は大きな痛手になります。
最悪の場合は、倒産です。

失敗しないためには
経営に関する正しい知識をえて、
経営に自信がなければなりません。

そのために、経営知識を学ぶことは重要です。

では、また次回で!

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【第207回】ポッドキャストが配信されました。

第207回 「自分のやりたい医療がある!」後継者に最も大切なことは自分のやりたいことがある:医療法人社団 山口歯科診療所 山口真一郎先生 インタビュー【解説編】 9割がもめる社長交代 ~二代目社長が成功する極意~

診療所を引き継ぐつもりはなく、自分で開業するつもりだった山口先生。だから、やりたいことを実現していくバイタリティーにあふれています。

しかし、自分のやりたいことばかりを推し進めるのでは、衝突します。                                          そこで、先代を院長として尊敬し、しっかり立てます。

そうすることで、診療内での揉め事はなく、最終的に円滑にバトンタッチが出来ます。                 そのほか、診療所を引き継いでからの人材の悩みや新しい仕事の開発など

診療所経営と会社経営に通じることを解説しています。

アシスト2代目(株式会社高橋)                                                                                                          後継者・後継社長の方                                                                                                                  http://asisst-2daime.com/

事業承継コーチング協会                                                                                                                      士業・コンサル・FPの方                                                                                                            https://www.jsc-kyokai.com/

 

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コロナ禍の中でできる3つのこと ②

前回の続きです。

その一つが「高収益化」です。

先週のメルマガでも、
高価格・高収益の企業は比較的に影響が少ない。
低価格・低収益の企業こそ厳しい状況です。

だから、これからやるべきことは
少しでも高価格・高収益につながる活動に注力しましょう。

私のコンサル先の飲食店でも
高価格・高収益を実行し、徐々に業績を上げています。

ある複数店舗経営A社は居酒屋やダイニングバーを経営しています。
客単価は4300円。
コロナ前は人気店も多く、経営も順調でした。

緊急事態宣言が解除されて、通常営業に戻ろうとするも
客席が以前の60%しか使えないので、
必然的に高単価な新商品を考えました。

そこで、検討したことが
1,客単価を全体的に底上げる方法
2,高単価商品を準備し、上顧客の単価アップ
3,持ち帰りで単価アップ

これらでした。

いくつかアイディアがでて、実践中です。

1,全体的に底上げでは
ドリンクは全品10円あげた。
特定の商品だけ、値上げした

2,高単価商品の準備
人気商品をアレンジした高価格新商品追加
高級食材(肉など)を追加した高価格コース
ハイボールや焼酎は2倍の量の「メガ」商品の開発

3,持ち帰り商品
持ち帰りパックの開発
持ち帰りデザートの開発
今週のランチボックスの告知と予約

このほか、細かいことはいろいろあるのですが、
まずは実践あるのみです。

さて、重要なことは
どれぐらいの高単価にしたか、
ということです。

私も商売をしていたので、値段をつけることの難しさは
身にしみています。

その際の目安が30%の法則です。

価格において、同じモノが30%アップすると
値段が上がったと直感的に分かり、
顧客は買わなくなります。

つまり、全体的に単価を上げようとすると
30%が限度です。
よって、基本的には10%前後を
目標にするのが、常道です。

その反面、2の高価格商品を作り出すならば、
30%以上高く設定し、既存商品とは違うことを
分かってもらうことが重要です。

つまり、この店なら4000円のコースがありましたので、、
高価格コースは5500円にしました。

もちろん、お客様全ては注文しませんが、
一部のお客様は注文します。
高価格商品はそれでいいのです。

さて、皆さんの会社では
このように価格戦略を検討しているでしょうか

卸売業や小売業なら、他の店でも
売っているモノが同じなら、少々厳しいですが、
製造業や飲食業など
自分たちで作り出している企業は
自分たちに価格の決定ができることを
再度、確認いただきたいです。

この活動を今続けていくとが
今年の冬に役立つでしょう

では、良い週末を!

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コロナ禍の中でできる3つのこと ①

先週のメルマガを書いたところ、
メッセージをいただきました。

経営が大変な企業の後継者からのメッセージもありましたし、
実は忙しいという会社の後継者のメッセージもありました。

今も緊急事態宣言が出ている地域はありますが、
なんとか、感染者数を増やさないように努力して、それに並行してワクチン接種も行いながら
夏のオリンピックに向けて、少しづつ経済が活性化しだしたらと思います。

ただし、今後も新たな変異株が発生し、第5波、6波が来て、
また自粛になる可能性は十分にあると思います。

一時的にコロナがおさまっても、人の動きを制限しているだけで
根本的には何も解決していないのが現状です。
ワクチンや治療薬が出来るまでは、
同じ事の繰り返しになるでしょう。
ということは、後継者とするならば
今後数年はコロナが続くと想定し、
今できること、この3ヶ月でやりましょう。

では、続きは次回に!

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【第206回】ポッドキャストが配信されました。

第206回 歯科医としては技術力が大切。そして、診療所経営者としては人間力が必須!:医療法人
社団 山口歯科診療所 山口真一郎先生 インタビュー【後編】
9割がもめる社長交代 ~二代目社長が成功する極意~
副院長として3年ほどたった時に、先代から院長を任された。
歯科医としての技術力が認められたと感じた山口先生。
かねてから考えていた、「自分のやりたい診療」を実現するために、奮闘されます。
しかし、院長になってみると様々な問題、特に人材の定着と育成に悩みます。
その時、自分に足りないのは「人間力」だと知ります。
そして、それを改善するために、あることを学びます。
技術や腕に自信のある後継者・後継社長にぜひお聞きいただきたい内容です。
こちらからお聞きください。
アシスト2代目(株式会社高橋)
後継者・後継社長の方
事業承継コーチング協会
士業・コンサル・FPの方
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コロナによるビジネスの分かれ目 ②

前回の続きです。

歴史のある会社ほど、新事業や新製品について腰が重い。
なぜなら、人間は新しいことはやりたくないという
安定化志向という脳のメカニズムがあるからです。

しかし、これだけのピンチであれば、
安定化志向が弱まり、「少し変化させたい」と脳は考えます。

それを活用することで、
コロナを契機に社内の意識をまとめやすいのです。
つまり、後継者・後継社長が考えていることを
実行しやすい状況にあるということです。

ピンチはチャンス
行動していい時期です。
頑張って行きましょう。

では、また来週!

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コロナによるビジネスの分かれ目 ①

6月に入りワクチン接種が本格化し出しました。

大阪や大都市では感染者が増え続けており、医療の逼迫が綱渡り状態で続いています。
心理的に落ち着かない日々が続いているかと思います。
とはいえ、全国のほとんどの地域では
感染防止を徹底しながら、
会社も学校も、在宅ワークやオンラインを併用しながら普段の生活を送っています。

経済の数値を見ると
GDPが8%減ったとか
売上げが5割から9割減ったとか
倒産したとか
など、ネガティブな情報が多いです。

しかし、全ての企業が低下しているわけではありません。
コロナの影響下でも、業績を上げている企業はあります。

例えば、あるホームセンターはこの4月5月は20%アップです。
しかも、現場で働く人は主婦の方が多く、
家に子供がいるので出勤を減らしており、
人手不足が常態化しているので、
やもえず営業時間を短縮しているそうです。

また、ある運輸業では
産業用の大きな荷物は動いていませんが、
食品宿の冷蔵関係の運輸はかなり忙しい。
同じ業種でも差はあります。

飲食店は特に厳しい添付が多いなか、
マクドナルドは前年6%アップです。
都心の店舗はマイナスでも、
住宅に近い店舗はかなりプラスです。
そして、住宅街にあるような個人客むけの
単価2万円ぐらいの高級店では
影響がほとんどない店舗も多いのです。

IT広告でも、個人向けの広告を扱っている会社
は伸びています。

建設関係は変わらずと言う企業が多いです。

私の顧問先でも、
食品製造やビルメンテナンスは影響が少ないです。

さらに、コロナ対策関連の製品として、
ある中小メーカーが防護服を作って、
販売を始めたところ、注文が殺到したところもあります。

いづれも、私が経営者に直接聞いたので
多少の偏りがあるかもしれませんが。

コロナの影響のなかで、
まだまだ、ビジネスチャンスはあります。
むしろ、これからくる第5波にそなえて、
今から準備しておくことが大切です。

これを後継者・後継社長にとってチャンスと言えます。

続きは、次回に!

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【第205回】ポッドキャストが配信されました。

第205回 父子でもお互いを認め、協力しあうことで実現した、親族承継での成功例:医療法人社団 山口歯科診療所 山口真一郎先生 インタビュー【前編】 9割がもめる社長交代 ~二代目社長が成功する極意~

父が歯科医として開業したが、 山口先生は幼少期に歯科医となることを強要されなかった。 大学進学時に、医師か歯科医かを悩んでいたが、 最終的には父に背中を押され、歯科医に進学した。 歯科医になり、他院の勤務を経て、父の診療所が移転・リニューアルするタイミングで山口歯科診療所に戻ってくる。 院長と副院長として共に働き、 院長は既存患者、副院長は新規患者と 役割を分担することで、診療所は順風に運営された。 院長は副院長の最新技術などを認め、副院長は院内では院長をたてた。 親族承継によくあるメンタルな問題が少ない、事業承継の成功事例として、ぜひお聞き下さい。

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事業承継コーチング協会                                                                                                                       士業・コンサル・FPの方                                                                                                        https://www.jsc-kyokai.com/

 

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大切な優先順位 ②

前回の続きです。

でも、会社にとって人材は重要です。
コロナ影響で辞めた人材は、コロナがおさまっても
戻ってくるとは限りません。

そうしたら、採用と教育の時間とコストがかかります。
それを考えると、休業手当の方が遙かにお得です。
しかも、Aさんのように、通常の給料を支払うだけで
感謝までされます。

Aさんは後継社長として、社員からの信頼に自信がなかったのですが、
今回のことで、かなり自信と信頼を深めたようです。

従業員との信頼を後継社長が実感できれば、
会社の経営もスムーズになるし、
新しいチャレンジもできるようになるでしょう。

業績としてはまだ厳しいですが、
きっと、回復すると私は確認しています。

後継者の経営とは、実はこんな基本的で小さいことが重要なのです。
ただ、それを総合的に体系的に教える人が少ないのが現状です。

後継者・後継社長として、正しい経営方法を知っていれば、
誰でも成功でき、あなたの会社を末永く繁栄さえることができます。
アシスト2代目では、そのような後継者後継社長を支援しています。

これから夏場はしっかり頑張っていきましょう。

では、また来週!

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大切な優先順位 ①

ウイルスがなくなったわけでもなく、
ワクチンの効果は、まだまだ手探り状態ないですが、
それでも、日常に戻りつつあることを
実感して、嬉しく感じています。

このメルマガでも
最近は、事業承継というより
コロナ対策を中心に書いておりました。

このような緊急事態では
生き残ることが優先だからです。
事業承継とはある意味、長く経営して
生き残ることが前提のため、
様々な情報をお伝えしてきました。

先日、後継社長Aさんから嬉しいことを聞きました。

「従業員に休業手当を支払った、
こんなにいただけて、ありがとうございます。と
感謝されました。」

経営者にとって、従業員に給料を払う事は責務です。
どんな厳しい状況でも。

Aさんの会社は食品卸売業であり、
飲食店向けの売上げが激減し、業績は前年比60%です。
スーパー向けが前年より拡大したので、なんとか
経営はできていますが、それでも厳しいので
従業員に約50%の休業を命じています。

休業を命じた分は休業手当として支払うことは
このメルマガでも書いてきたので、Aさんも厳しい資金切りの中で
休業手当を支払いました。
前年比で90%です。
もちろん雇用調整助成金は活用しています。

厳しいときにこそ、人間の本質が出ると言われます。
資金が厳しければ、なるべく支払いたくないものです。

でも…

続きは次回に!

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