アシスト2代目 ブログ 中小企業診断士 高橋秀仁のアシスト2代目ブログ

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チャレンジは、社員と一緒に少しずつ ②

前回の続きです。

Aさんもご苦労されています。
このような場合は、
粘り強く説得するしか有りません。

まずは、自社の在庫の状況と
他社の平均在庫と比較して、在庫量が多い。
在庫量が多いとキャッシュを圧迫するので、
経営にはマイナス。しいては、給料やボーナスが
増えないという悪循環になります。

卸売り業は特に品揃えを増やして売上を上げようと考えますが、
右肩あがりの会社なら良いのですが、
成長率が鈍化している会社なら
在庫を抑えて、キャッシュを残す経営に
シフトチェンジしなければなりません。

そのことを、ベテランを含めて
社員に分かってもらうための
説明と仕組みを後継者が作ります。

反発はありますが、
まずは5割の社員がやれば合格で
8割の社員がやれば上出来です。

新しいことをやる場合は
これぐらいの気持ちで大丈夫です。
そのつもりで、粘り強くやりましょう。

後継者Aさんにお伝えしたのは、
この経験がきっと、この先に生きることは
間違いないということです。

後継者時代の苦労は必ず後継社長になったとき、
過去の自分が今の自分を支えてくれる自信になります。

後継者のご苦労を未来の成果に変えるサポートをやっています。

では、今週も頑張って行きましょう

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チャレンジは、社員と一緒に少しずつ ①

「在庫管理に手間取って、
送れてしまいました。」

ある卸売り業の後継者Aさんとの
面談の時です。

出発間際に後継者Aさんと
社長(実父)Bさんが在庫について
いろいろ話したものの、
話がかみ合わず、時間を要しました。

Aさんの会社は老舗の食品卸売りで
在庫の管理が煩雑です。

ただし、Aさんは私とのコンサル中で
在庫金額を適正化し、キャッシュを増やす
重要性を分かったので、
いろいろ実行していました。

そこで、Aさんは在庫改善のために
社内の状況を調べ、
在庫改善に取り組んでいました。

社長のBさんも、売上に影響されないのであれば、
在庫管理は重要なのでAさんにある程度任せていました。

私も小売業時代にやってましたが、
この在庫管理は地味なうえに、
成果が見えづらい仕事で、大変です。

重要なことは、
在庫をリアルタイムに把握することであり、
そのために、在庫の増減を
スタッフがまめに入力することです。

どんなシステムであっても、
正しい数値が入力されないことには
現物が把握できません。

Aさんはシステム化とそれを実行するための
現場での教育を進めていました。

このシステムや取り組みは素晴らしいのですが、
現場からは反対も多かったのです。
特にベテラン社員は、仕事の仕方が変わるので
なかなか入力してくれない。

そんな時にベテラン社員がB社長に直訴にし、
冒頭のようなAさんとの話し合いになりました。

では、また来週!

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【第256回】ポッドキャストが配信されました。

第256回 社長になったら、後継者時代の成功方法が通用しなくなった、次の成功方法を探せた社長の思考法とは。:株式会社ナナ文具 丸島夏一 社長 インタビュー【後半】

9割がもめる社長交代 ~二代目社長が成功する極意~

正式に社長になったころから、FAXDMに効果が下がってきた。

何か、新しい方法はないかと探していたところ、 当時黎明期であったネット広告に注目した。

最初は全く反応がなかったものの、試行錯誤を繰り返し、 ネットから注文を増やすことに成功しまた、リアルの販売も転換期を迎えていた。

厳しい業界を生き残ることで、 地域で唯一残った文房具店となったことで、 その強みを活かして、経営を盤石とさせた。

古い業界でも生き残りながら、新しい販促を組み合わせる経営法は必聴です。

 

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経営者が引退する時期 ②

社長を引き継いだ時点で
引退時期を決めます。
60歳とか、65歳とか。

そして、
その時に会社はどのような状況になっているかを
明確に紙に書いておきます。

売上や利益・従業員数・支店の数など定量的なことと
社内の雰囲気や大切にしている理念や行事など定性的なこと
これらをしっかり書いておきます。

そうすることで、これから自分が目指す方向性が
はっきりします。

しかも、10年も20年の先のことですので、
肩の力を抜いて、制限なく、考えることが
後継者・後継社長の本音を記せます。

仮に、次の誰がが継ぐならば、
引き継ぎやすい財務の体質は
顧客との関係性は
社内の風土はどのように作るか

などなど、経営の本質的なことを
考えることができます。
視野を広く、長く、持つことで
長期的に広範囲に会社にプラスなことを
考えることが出来ます。

これが後継者後継社長に重要な
長期展望を持った経営です。

Aさんにも、同じように言いました。
そして、「私も60歳で引退予定です」
と言うと、とても安心されました。

早く引退したいと、言えないのも
後継社長のつらさだと思います。

そんなことが言える、関係性でありたいと
私は改めて思いました。

では、また来週!

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経営者が引退する時期 ①

先日、ある後継社長と話していると
こんなことで共感しました。

「早く引退したいんです。
できれば、60歳で」

この後継社長Aさんは
45歳で、会社を引き継いで10年目です。

建材卸売り業を引き継いで、
この厳しい状況の中でも
堅実に経営されています。

Aさん曰く

「仕事は好きなのですが、
やっぱり、建材が好きではないんです。
引き継いだ責任は果たしますが、
私の次に早く渡したいぐらいです(^_^)」

Aさんのように、
引き継いだ業界が自分と合わない事もあると思います。
それでも、Aさんのように、
経営という仕事は好きなので、
業績を高め、人材を育成するなど
十分な成果を出せている方は多いのです。

特に先代が初代の場合は、
その業種が好きで好きで、たまらない方の
後を引き継ぐので、
同じように好きであること難しいでしょう。
私もかつて、婦人服小売業を引き継いだ時には
このような気持ちでした。
そもそも、婦人服は私が着ないので(^_^)
それでも、売上を高め、店舗を増やし、
成果を出しました。

そんな状況でも成果は出せます。
でも、後継社長にとっては、しんどい時間でしょう。
だから、私はいつも言うのです。

「引退する時期を決めましょう」

では、また来週!

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【第255回】ポッドキャストが配信されました。

第255回 会社に戻ると営業社員が全員辞めた苦境から、新規販売ルートを最新の販促方法で開拓した後継社長の成功とは:株式会社ナナ文具 丸島夏一 社長 インタビュー【前半】

9割がもめる社長交代 ~二代目社長が成功する極意~

弟が先に入社していたのに、父の病気になると 会社を引き継ぐのはやっぱり長男の役割となった。

入社2ヶ月後に、なんと営業社員が全員出て行った。

しかも、顧客も引き連れて。 窮地に陥った丸島社長は、古巣のアスクルに全てを賭ける。

当時無名のアスクルの販売開拓に苦労し、 最新の販促方法であったFAXDMで顧客を増やそうとするとクレーム電話の嵐。

そこから、やり方を毎日工夫して売上をあげていった。

数年後に、自分の経営の道筋が見えるようになった、後継社長の秘訣とは。

こちらからお聞きください。

 

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誰にも言えない悩み・・・導き方②

そんなことはないのです。
どんなビジネスも右肩上がりばかりではありません。
悪いときもあります。
その時には、一旦立ち止まり、撤退することも
ビジネスでは大事です。

その時に、自分の状況や心境を
本当に分かる仲間と話すことが
次への第一歩になります。

厳しい状況に陥ると、視野が狭くなってしまいます。
厳しいからこそ、目線をあげて、広い視野で問題を解決することが
実は正解なのです。
そして、その意見は他人ではなく、
同じ境遇の仲間からのアドバイスであれば、受け入れられます。

A氏にも、私ができる限りのことは
お話ししました。
本当に喜んでいただけました。

やはり、後継者・後継社長として
ヒトには言えない悩みを解決するのが
私の仕事であると改めて
感じた時でした。

そして、悩んでいる後継者・後継社長が
交流できる場を作っていきます。
ご興味のある方はメールください。

では、今週も頑張って行きましょう

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誰にも言えない悩み・・・導き方①

先日、ある後継社長A氏とお会いして

「本当に悩んで、朝4時まで寝れないときもあります。
会社をこうしなきゃ、という想いは伝わらないのですね。」

A氏は先代が創業した複数の飲食店(8店舗)を引き継いで、
頑張って経営されています。

会社は先代のカリスマ性で成長してきました。
A氏が社長になっても、業績好調で大きな問題はなかったのですが、
今はコロナの影響を大きく受けました。

この状況でやもえず、半数を閉店。
残りの半数の店でテイクアウトや時短営業で
なんとか頑張っていますが、
赤字は増えるばかりです。

A氏への、社内の風当たりは厳しく、大いに悩んでいます。

最も悩ましいことは
閉店するスタッフからかなり厳しいことを言われたようです。
もちろん、A氏は閉店するスタッフも
他店に移動して、雇用は守ることは伝えています。
それでも、閉店を決断したA氏を非難する従業員は多いのです。
A氏は、大きなストレスで夜も眠れず、
メンタルも下がっていました。

とても、つらいと思います。

私の会社も元々は飲食店や婦人服店を営んでおり、
それらは一旦成長させましたが、最終的には
全て閉店させました。

店を閉店することの、
大変さやストレスの大きさは
嫌と言うほど分かっています。

私の場合は
飲食店を閉店するのに
「お前がきたから、閉店になったんだ」
と、料理長から包丁を突きつけられました。
(死ぬかもと思いました)

15年も前のことなので、
今では冗談で話せますが、
当時は寝られない日々でした。

でも、そのことを誰にも相談できませんでした。
社内・社外、そして、先代にも。

では、続きは次回に!

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【第254回】ポッドキャストが配信されました。

第254回 後継者・後継社長のための地域で生き残る経営戦略とは

9割がもめる社長交代 ~二代目社長が成功する極意~
会社を長く繁栄させることは後継者・後継社長に課せられた義務です。
しかし、今後10年20年先の経営について考えると不安になる
後継者・後継社長がとても多い。
しかも、地域では人口減少や地域経済縮小で将来を暗く感じます。
そこで、衰退する業界や地域であっても、生き残る経営戦略についてお話しします。
どんなに厳しい業界でも、顧客は0になりません。
最後まで生き残った会社が残存者利益を獲得して、長く続きます。
そのために必要な自社の高付加価値化、M&A、DX化について解説します。

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相手の話をじっくり聞く 事業承継②

前回の続きです!

これまで、何十年も経営者として
自分が会社の中心であったのに、
後継者が中心の会社に代わっていくことへの
不安があり、
頭でわかっているものの、感情がついてこない。

誰でも、頭と心が一致しないことは
しばしばあります。

そんな時には、意に反した行動になります。

それを改善するには
自分の心を落ち着いて見直すことが重要です。

私も事業承継の現場では
心理学や脳科学の知識を多用して、
経営者や後継者の感情を落ち着かせ、
正しい行動に導きます。

このB氏にお伝えしたことは

まず一つ目

「経営者A氏の不安をじっくり聞く」
ことです。

誰でも変化は怖い。
明るい未来への改善ではなく、
自分が身を引くことの不安です。

この不安に、しっかりと向き合うことで、
自分の心を平常に戻すことが大切です。
そして、
不安におびえている人は
悪いことばかりを考えます。
だから、対策としては
「○○より、ましだ」
最悪の状況をあえて考えさせて
それより現状が良い状況であること、
未来はそこまで悪いことが起きないことを
自分で考えさせます。

事業承継のコンサルティングの半分は
コンサルタントが相手の感情をコントロールすることです。

詳しい内容は
セミナーでも話しているので、
いつでもご参加ください。

では、よい週末を!

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