こんにちは、(一社)次世代経営協会の理事長高橋秀仁です。
後継者が会社を引き継ぐとき、
「その事業を好きでなければならないのか」
「好きだからこそ成功するのか」
――これは昔からある大きな命題です。
創業者は多くの場合、自分の事業が大好きで、寝食を忘れて没頭し、会社を大きくしてきました。
製造業であれ、小売業であれ、好きなことを仕事にして努力を重ねてきたからこそ
成功したというケースは少なくありません。
しかし、後継者が会社を引き継ぐ段階ではすでに組織が存在し、
経営者の仕事は「現場でモノをつくること」から「人と組織をマネジメントすること」へと変わっています。
経営者の主な役割は、財務管理、人材育成、そして長期的な経営戦略の策定です。
つまり「今の事業が好きかどうか」よりも「会社をどう発展させるか」が問われる段階に入っているのです。
たとえば、私の支援先であるお菓子メーカーの後継社長は実は甘いものが苦手でした。
それでも現場の声を丁寧に聞きながら甘さを抑えたお菓子や新しいパッケージなど
新商品開発に創意工夫を凝らすことで業績を大きく伸ばしました。
また、ある製造業の後継社長は自社の基幹技術である旋盤加工に特別な興味はありませんでしたが、
社員の力を引き出し、顧客視点から新しい製品を生み出すことで
新規の取引先をITを駆使して受注して新工場を建てるほどの成長を遂げています。
続きは次回の配信でお伝えします





























