前回の続きです。
中小企業の業績の約9割が経営者によるものです。
ですから、後継者には先代にかなわない特技や能力が必ずあります。
もちろん後継者が先代よりも得意な特技や能力もあります。
重要なことはそれを落ち着いて認め合うことができることです。
特に後継者側が先代や父親のスゴイ部分を分かってリスペクトすれば親子の関係性は良くなります。
心理学で鏡の法則。
自分が相手を認めて大切にすると、相手も自分を認め大切にしてくれます。
このことが両者の関係性を良くします。
両者の関係性が良くなれば後継者と従業員の関係性もよくなります。
そうすれば、後継者が社長になっても会社上手く動くようになり、
成果が出しやすい環境を作り出せます。
後継者・後継社長の究極の目標といえば、
「社長を引き継いで、会社を維持発展させること」です。
会社を継続することができたうえでさらに自分の実現したい事業や夢を叶えることができます。
一番近い先代と関係性こそ後継者経営の基礎であることを改めて感じた次世代経営協会の例会でし
た。