「中小企業のM&Aと事業承継」出版の
プロジェクトリーダーを私が拝命しました。
これは私が所属する東京都中小企業診断士協会の
事業承継支援コンサルティング研究会の出版プロジェクトであり、
来年の発売に向けて共同で執筆します。
事業承継におけるM&Aは活発に行われており、
後継者不在の中小企業が他社に売却することも多いです。
コロナが明けてからスモールM&Aと言われる小規模な案件が増えています。
これまでのM&A企業だけがやってましたが、
これから士業であれば関わることが増えてきます。
基本的には事業承継の3つのパターンは
1 親族内承継
2 親族外(従業員)承継
3 M&A
です。
私も主に1と2がメインですが、3のM&Aも少しサポートします。
なぜなら、企業が続くことが優先であって、
他社に売却してもその会社が残ることで
従業員の雇用の確保や取引先への責任も果たすことができます。
最も残念なパターンは
黒字のいい中小企業が廃業することで
従業員や地域経済の影響を大きくすることです。
一般的なM&A専門家という方は「売買」するまでが仕事です。
その後については責任がありません。
私は上記の理念でやっているので、
例えM&Aであってもその後の経営が上手くいくことを目指しています。
特にスモールM&Aであれば後継社長の支援は必須です。
外部から来た孤独な後継社長が力を発揮できなければ、
M&Aした会社も傾いてしまいます。
続きは次回の配信でお伝えします。