「先生も若手の頃は大変だったんですか」
先日の事業承継コーチ体験セミナーで参加者からの質問です。
「もちろん、大変でしたよ。仕事がゼロからスタートしましたからね」
士業の資格をとって、独立される方はふたつのタイプがあります。
独立するときに、顧客の目星がある方とない方です。
前者は資格合格前にその業界に勤めており、そのご縁で仕事をいただくこともあります。
私の場合はコンサルティング会社に勤めずに、
資格を取ってからコンサルティング業務をスタートしたので、
何もかもがゼロスタートでした。
正直に言えば、
1年目はコンサルタントとして経営者に何を言えばいいかも
分かっていませんでした。
会社に行ったものの、良いアドバイスができず、
経営者・後継者を落胆させたこともあります。
会社を紹介していただいた先輩を失望させ、謝りに行ったこともあります。
しかし、諦めず、全国に困っている後継者・後継社長を
助けたいという「想い」を胸にやってきました。
駆け出しの頃は、どんな仕事でも「何でもやる」ことで経験を積みました。
さらに、様々なセミナーに参加して本物のコンサルノウハウに多額の資金を投資しました。
なぜなら、コンサルティングも知識+経験が重要なためです。
ベテランコンサルタントはその経験で、
自分の得意分野であれば会社が引き起こす問題をいくつかに分類することができます。
続きは次回の配信でお伝えします。