先日ある後継社長との面談で
「ベテラン社員はプランAしかないが、 私はプランBやCを常に考えている。」
業歴の長い会社であればいい意味で「成功する方法」が社内に身についており、
それを保つことで会社の安定成長を実現しています。
その価値観で仕事を長くしているベテラン社員は「うちの会社=○○」という信念があります。
軸がぶれない事は大切ですし、これまでの歴史やブランド、経営のウハウは守るべきです。
しかし、その守るべきものが考え方や理念ではなく、技術や製品に縛られると判断を曇らせます。
私もコンサルティングの現場でよくあることが、
ベテラン社員や中間管理職が、
「我が社の技術が高く、製品はよいからそれらを守って成長すること」だけを考えています。
それ自体はいいことですが、それしか考えないことは危ういことです。
もっと他の可能性はないのか、
もっと理念を実現させることはできないのか。
その枠組みを外して考えることできないか。
これについて、「話し合うこと」を避けてはいけません。
続きは次回の配信でお伝えします。