前回の続きです
中小企業においては人材が最も重要な経営資源で、他社との差別化の源泉です。
これを失うと大きな損失です。
事業承継の正しいやり方をすれば従業員からの反発を最小限にして、
後継社長が目指す経営を長期的に実現できます。
この考えを持たずに性急に事を急げば失敗します。
さらに、組織を変える正しい順番もあります。
この順番を間違えると大きな問題に発展します。
諏訪社長も
社内の人材はだれでも大切であって、いわば「石垣」のようなものと表現されていました。
石垣は自然の石や岩をくみ上げて作ります。
大きな石も小さな石もあります。
どれも大切で小さな石であっても、
それが無くなれば全体のバランスを崩して石垣は崩れてしまいます。
まさに中小企業の人材と同じようです。
社員でもアルバイト・パートでも誰か一人欠けると全体に影響ができます。
ですから、一人一人を大切に向き合うことが後継社長には求められます。
大きい石も小さい石も大切にしてますか?
では、また来週に