前回の続きです。
辛かった経験が前面に出すぎると共感を得ても協力を得ることは難しいです。
さらに、人間の記憶として、感情を揺さぶられたことを記憶しやすいので、
相手の辛い出来事を覚えて相手のビジネス自体を覚えません。
現に、私も数人のプレゼンでその方の辛い出来事は覚えてますが、
何のビジネスをしたかったのか覚えてません。
(名前を覚えてもらうという意味では成功です)
これは後継者・後継社長が社内外に話すとこも同じです。
相手の感情に訴えることは大切ですが、
そこから、こんな「理想的な会社にする」とか「社会を○○にする」というような未来へのメッセージが重要です。
特に事業承継前後で社員や従業員が不安になっています。
その時に、目指すビジョンを語り、理想的な未来を示すことが社内の安心を与えます。
このスピーチの時間を自分の体験は2割程度、会社の未来6割、最後2割がまとめ。
この時間で話してください。これが効果的です。
きっとこれまで以上に相手に伝わるプレゼンになります。
後継者・後継社長は様々な場所で話すことが多いので参考にしてください。
では、また来週に