母校である龍谷大学の卒業式に阪神地域の理事として参加しました。
卒業生に就職活動の結果について聞いたところ、
約2割の学生が第一志望の企業に就職し、
約半数の学生が希望する業界に就職したとのことです。
今回話を聞いたのは約200名の学生でしたので、
あくまで参考情報ですが、希望する仕事に就けるのは喜ばしいことですね。
しかし、希望の会社や業界に就職しても、
3年以内に約3割の人が退職しているというデータがあります(厚生労働省調査より)。
この傾向は10年前からほとんど変わっていません。
つまり、売り手市場であろうと買い手市場であろうと
退職率には大きな変化がないということです。
なぜでしょうか。
売り手市場であれば、
希望する仕事に就いているので「辞める」動機は少ないはずです。
逆に買い手市場であれば、
せっかく就職した会社を辞めるのはもったいないと考えるでしょう。
しかし、退職率が変わらないということは
これらの要因が定着率に大きく影響していないことを示しています。
続きは次回の配信でお伝えします。





























