前回の続きです。
そして、様々なセミナーや研修に参加しました。
当時は週に1日は何らかのセミナーに足を運んでいました。
そこでいろいろな将来や夢を参加者に話しました。
社内では目の前の仕事を中心で将来の夢など話しません。
だから現在の延長線上の経営ビジョンしか考えられなかったです。
将来を考える際、社内だけで悩むのは難しいものです。
まずは環境を変え、講師の話を聞きながら頭を整理することが重要だと感じました。
心理学では、不安を強く感じるのは
「何が起こるかイメージできない」ことが原因だとされています。
しかし、起こり得る未来を複数想定しておけば、それに備えることで不安は和らぎます。
結果として当社は小売業を手放し、
コンサルティングとアウトソーシング事業へと移行しました。
これはいろいろ夢をたくさん話したなかから反応がよかったものを残していった結果です。
つまり、無謀でも妄想でもいいので
夢を話すことは後継者経営者にとってとても重要ということです。
なんだ、そんなことかと思われるでしょう。
でも、そんなこともできない後継者・後継社長もいます。
後継者や後継予定の方々にとって10年後の未来がどうなっているのか、
どんな社長になっているのかは想像とは違うかもしれません。
私はそんなことができるように次世代経営協会を作りました。
まずは未来を語ることがすべてが始まる。
焦らずに取り組み続けることで小さな変化が積み重なり、10年後には大きな変化となります。
そして、いつか過去の肩書で呼ばれたとき、
自分の歩んできた道のりや成長を実感できるでしょう。
次世代に向けて新たな一歩を踏み出しましょう。
では、また来週お会いしましょう。





























