前回の続きです。
例えば、自社株対策や資産管理において
会社の財産と個人の財産を区分けしておくことがスタートになります。
同様に、会社では経営者と後継者という役割で向き合い、
家庭では親子として向き合う。その整理が大切です。
しかし、多くの場合、個人的な感情を会社に持ち込み、
承継がうまく進まないことがあります。
もし親子関係がうまくいっていないと感じる方がいれば、
まずはそこを改善することが最適です。
また、後継者は先代から厳しい評価を受けがちです。
それがリーダーとして必要な能力への指摘なのか、
単なる親としての感情なのかを後継者自身が分けて受け止めることが重要です。
人が成長するには時間が必要です。
失敗や壁を経験することで初めて力がつきます。
経営者にとって後継者の失敗は歯がゆいものですが、
失敗を経験に変えられればそれは将来の大きな財産となります。
事業承継の現場で私が常にお伝えしているのは、
「先代は変わらない」ということです。
だからこそ後継者が自らの意識を変えることが大切です。
本質的な存在を受け入れた上で必要な知識を整理し、
成長の機会を自ら掴む。これこそが承継を成功させる基本です。
改めて自分の本質を受け入れることの重要性に気づかされました。
それでは、また来週。





























