前回の続きです。
後継社長として重要なのは未来に向けたビジョンを明確に語り続けながら
その実現手段については経営幹部や現場の知見を取り入れる姿勢を保つことです。
自分が会社を最も考えていると認識する一方で、
相手を承認し、具体的な手法をすり合わせていく姿勢が組織を前に進めます。
これは決して妥協をすすめているわけではなく、
組織というチームで動く以上、他者の意見の中に必ず新しい視点があるためです。
その少しの視点を取り入れるだけで社員が主体的に関わる仲間へと変わり、
組織全体が理想に向かってまとまりながら動き始めることが多くあります。
経営とは、自らの理念を軸にしながら他者を巻き込み、
意見を吸収して前に進むというバランスの上に成り立つものです。
おおまかなイメージとして、自分の理念や方針が六〜七割、
そして周囲の意見が二〜三割ほどの割合が後継者にとってちょうど良いのではないでしょうか。
とはいえ後継者の判断には悩みや不安がつきものです。
その判断力を磨くには同じ立場の経験した仲間に聞くことです。
次世代経営協会は、そうした“後継者ならではの判断力”を養う場として、
皆さまと共に未来へ進む存在でありたいと考えています。
自分の覚悟と他者の意見を受け入れるバランス。
ぜひ日々の経営の中で意識してみてください。





























