前回からの続きです。
私はいつも言っていることは
「事業承継は、まず先代と同じようにやってみる。
その後、長期的に少しづづ変化・改善する」
このことが大切と言ってます。
たとえるなら
「線路の分岐」のようなものです。
電車が方向を変えるとき、線路の分岐点では、少しの角度しか変えません。
電車が直角に曲がることはできません。
でも、線路を分岐し、そのあとちょっとづつカーブをしていけば、
電車の向きを90度変えることができます。
一見すると、ちょっとづづ曲がるやり方はもどかしいですが、
電車を安全に、確実に、効率的に動かすにはこれしかありません。
このことを後継者・後継社長は理解していただけると
経営の長期の方向性が重要で、そこに向かって
少しづづ向かっている方法が分かると思います。
それを毎年実行し、成果を出す。そこに注力してください。
そのなかで、マーケティングや現場の改善や業務効率化があります。
その具体的なサポートを事業承継コンサルティングでやってます。
では良い週末をお過ごしください。