【第127回】ポッドキャストが配信されました。
「老舗として地域に根ざしている意味と後継者だからこその個性とは:有限会社成田家 4代目 奥 大輔氏 インタビュー【解説編】」
和菓子業界として、小売業としても厳しい状況の中、4代目として活動される奥大輔さんの奔渡として、
・和菓子屋の息子が一生ついて回るという覚悟
・自社へ入社後に父親の仕事に大きくは反発しなかったこと
・地域への愛着と恩返しの気持ち
地元に根付いたお店だからこその内容です。
【第127回】ポッドキャストが配信されました。
「老舗として地域に根ざしている意味と後継者だからこその個性とは:有限会社成田家 4代目 奥 大輔氏 インタビュー【解説編】」
和菓子業界として、小売業としても厳しい状況の中、4代目として活動される奥大輔さんの奔渡として、
・和菓子屋の息子が一生ついて回るという覚悟
・自社へ入社後に父親の仕事に大きくは反発しなかったこと
・地域への愛着と恩返しの気持ち
地元に根付いたお店だからこその内容です。
事業承継の相談を受けて、
大変な会社のパターンとして、
会社の株式が分散している場合があります。
株式が分散していると
社長に権限が集中せずに、中小企業の良さである、
オーナー社長による思い切った決断ができません。
そうなると、会社がうまく運営できなくなります。
ある中小企業で
年間に数千万円の経常黒字をだす優良企業ですが、
その株式を兄7対弟3で持っています。
この会社はこの兄弟自体も2代目で、
次が3代目に事業承継する際に、相談にきました。
兄は社長ですが、弟はサラリーマンで会社の経営に
関与していません。
私は社長に弟から株を買い取るように依頼しましたが、
長年、不仲で話しすらしていないので、難しいと
躊躇されます。
自分が7割の持ち株で経営できているので、
息子(3代目)もなんとかできると思っています。
もちろん、何とかできます。
しかし、会社を引き継ぐ以上は不安要素を
少しでも減らして受け継ぎたいものです。
この弟さんの株式を買い取りを
息子(3代目)がすることはもっと難しい。
今の社長が取り組むべき仕事です。
続きは金曜日に。
前回からの続きです。
社会は常に変化しているので、
とどまることは、相対的に
会社の後退を意味します。
だから、老舗の大事する部分は残しつつ
常に新しいものを取り入れることを
やっています。
新しいものを取り入れるときに
単に儲かるからという視点ではなく、
既存の顧客にさらに喜んでもらうことや
本業を大きく逸脱しないなど
いくつかの約束事もあります。
そのことが、
老舗企業を守りながらも
時代に合わせて成長させている
要因です。
例えば、
和菓子の虎屋さん。
羊羹・どら焼き・最中など伝統的な
お菓子だけでなく、チョコレートを使った
洋菓子のような和菓子も作られています。
また、既存の顧客だけでなく、
若者に虎屋のお菓子を親しんでもらう
ために、カフェ形式の店舗も
展開されています。
いづれも、老舗の和菓子店の
概念を飛び越えていますが、
企業としては
「時代に合った新しいものを取り入れながら、
その本質は決して変わらないこと」
を、実行されています。
長く続く企業にはわけがありますね。
今週も後継社長によい気づきがありますように。
では良い週末をお過ごしください。
【第126回】ポッドキャストが配信されました。
「親父がまだ元気なうちに、地域活性化に貢献し、新しい仕事にチャレンジ 老舗和菓子屋4代目の急がば回れの挑戦:有限会社成田家 4代目 奥 大輔氏 インタビュー【後編】」
帝国データバンクの調査で
老舗企業で大事にしている事として
第1位は 信頼の維持向上
第2位は 進取の気性
第3位は 品質の向上
老舗企業というイメージでは
第1位や第3位はわかりやすい。
信頼の維持向上・品質の向上は
長く商売を続けていく以上
顧客からの信頼が何より大切である
ことを示しています。
少し変わったところで
第2位の進取の気性です。
老舗企業といえば、
保守的であり、堅実経営の
イメージが強く、
実際、大きく成功するより
失敗を避けて、着実に成長している
企業が多いのも事実です。
ですが、
これまでの伝統だけを守り、
現状維持を目指した企業では
生き残れません。
続きは金曜日に。
前回からの続きです。
先日、新聞で
20代がネットで検索するのに
最もよく使いのは「インスタグラム」と
いう発表がありました。
私もここ2週間でいろいろ聞いて回ると
20代はインスタとツイッターを良く見ます。
インタネット検索サイトやフェイスブックなどは
見ないようです。
(ググるが死語のようです(笑))
では、もし20代の若手を採用したいなら、
インスタグラムに活用して、
自社をアピールするとどうなるでしょうか。
例えば、
会社の製品やサービスを紹介する
社内の仕事風景を載せる
社員さんの紹介をする(笑顔の写真で)
お客さんの感謝の声をのせる
などです。
これをしたら必ず若手がやってくるわけではありませんが、
御社がこれまでやってきたことと同じような
採用方法を繰り返しても
若手を採用できる可能性は低いです。
なぜなら、欲しい人材にあなたの会社のことが
伝わっていないからです。
相手に分かってもらってはじめて、
会社の存在に気付いてもらえるのです。
それが採用の第一歩です。
もし、今の採用状況に課題を感じられたら
このような新しい方法はいかがでしょうか。
その新しいことにチャレンジするのが
後継者・後継社長とも言えます。
では良い週末をお過ごしください。
【第125回】ポッドキャストが配信されました。
「就職活動終盤で、事業承継を悩み、内定辞退し専門学校へ 「和菓子屋の息子が和菓子を知らないことは自分の個性がなくなる」:有限会社成田家 4代目 奥 大輔氏 インタビュー【前編】 」
ぜひお聴きください。
人財採用にお困りの方は多いと思います。
事業承継前後では後継者が中心となって
若手人財を採用しようとします。
経営者が若返る以上、
その経営者を支える中間管理職や
若手社員を積極的に採用することは
大切です。
その中で、新しい価値が生まれることで
今後10年を乗り切れる製品やサービスを生み出す
ノウハウが蓄積でいるためです。
しかし、
人財確保が大変難しい。
特に若い世代となると
より難しい。
このような相談を良く聞きます。
一般的な方法で大学生にアプローチする
方法がありますが、新卒以外では
なかなか有効な方法がないようです。
続きは金曜日に。
前回からの続きです。
例えば、スターバックス。
基本的にコーヒーを販売し、商品としては○○マキアートなど
女性に人気商品もあります。そのうえで、最大の要因は
居心地の良さです。
それは店内装飾や内装、照明、立地、そしてスタッフの応対など
総合的なものです。
つまり、単にコーヒーを飲むなら、競合店で安く店もある。
商品については、どのお店の熾烈に新規商品を開発してます。
でも、スタバは居心地が最終的に選ばれています。
もちろん、コーヒーが美味しい、○○マキアートが美味しい
といった、商品のおいしさは当たり前で、それに居心地が
加えられてのブランディングです。
ですから、TABETEの活用を考えるなら、
「当店はフードロス削減に協力し、社会貢献しています」とか
「当店は食品を一つ一つ大切にしています」
というメッセージになります。
このメッセージがあなたのお店の特徴となり、
それに共感する顧客が増え、最終的にお店のファンになります。
このようなファンを増やすことが安定経営に大切です。
しかも、このTABBETEなら、HPから新しい顧客を呼び込むことも
可能としているので、ビジネス的にもプラス効果は十分にあります。
そんな、新しい挑戦を後継者とともに話しました。
お店のおいしさを追求することころは引き継ぎますが、
ブランディングや魅せ方は後継者なりの方法がよい時もあります。
さて、あなたの会社でこれまで事業をベースに、
さらに、付けくわえるブランディングとは何でしょうか
そんなことをいつも後継者さんと協力しています。
では良い週末をお過ごしください。
【第124回】ポッドキャストが配信されました。
「渋沢栄一の家訓に学ぶ、後継者・後継社長のための事業承継のポイント 」
新一万円札の肖像画として、注目が集まっている渋沢栄一さん。
日本資本主義の父と言われ、500以上の会社の経営に携わった凄腕の経営者であり、明治の偉人です。
その渋沢さんが、知識を磨けという言葉を残しています。
その真意を解説しています。
ぜひお聴きください。