前回からの続きです。
今のリーダーと新しいリーダーでは
価値観もやりたいことも違うので、
社内を変えたくなるものです。
しかし、
中小企業の事業承継では
「まず変えないこと」が優先です。
なぜなら、長年の社長から後継社長になるだけで
会社にとって、法人という組織にとって
とてもインパクトのある変化なのです。
そのうえ、経営方針まで変わっては
社員がついてこれません。
部下がついてこれない経営者は
リーダー失格と言われます。
だから、まずは後継者に現状から変えないことが
優先です。それを1年から2年続けることで
周りの人の「角」が取れてきて、
社内が円滑になります。
そうしたら、新しいチャレンジスタートです。
経営者には
現状と同じことを続けていたら、
会社に成長はありません。
成長がなければ、右肩下がりになります。
成長するためには新しいことのチャレンジして、
新しい価値を生み出さないといけません。
それを5年スパンで考えましょう。
この
現状は安定させつつ
未来に向かい少しづつ変えること
この2つの車の両輪のように
動かすことが
事業承継には大切です。
これも、昔から成功する方法です。
では良い週末をお過ごしください。