アシスト2代目 ブログ 中小企業診断士 高橋秀仁のアシスト2代目ブログ

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2019年総括

2019年

皆様はどんな1年だったでしょうか

事業承継はますます社会問題となり、中小企業の経営者と後継者が

直面する大きな課題となっていました。

 

私も事業承継で多くの経営者と後継者にお会いして

事業承継に向けて準備の必要性と後継者教育の大切さを

お伝えしました。サポートした企業も多数です。

 

また、事業承継を一緒に取り組む仲間を増やす活動も

今年から始めました。

日本事業承継コーチング協会(https://www.jsc-kyokai.com/)を立ち上げ、

「事業承継コーチ」を増やすための養成講座を

初めて開催しました。参加者の方々が今では

事業承継の分野で活躍されているのが何より嬉しいです。

 

皆さんにとって、2019年がいい年であったと思います。

大変なこともあったと思いますが、

年末を無事に迎えることができたなら、

総合的にはいいことが多かったと思い出してみてください。

 

また、来年もアシスト2代目をどうぞよろしくお願いします。

弊社は本日より1月5日まで休業です。また年明けに

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「自社株式は後継者一人に集中させる」②

前回からの続きです。

 

会社の株を多くの人が少しづつもっている状態を
「株式が分散している」といいます。

 

この分散がおきないように、
また
起きたとして、どうやって株を集中させるかが
ポイントです。

 

これが一筋縄ではいかないのです。
実際、今回の相談者もまだまだ集まっていません。

 

この場合は会社を代表した専門家が
買取の交渉するほうが話が早く済みます。

 

なぜなら、まずは株価にしたがった経済的金額を明示し、
その後、現在持っている人の会社への要望を
後継者や現経営者に橋渡しできるからです。

 

特に親族であれば、経済的な価値よりも
長年勤めていた感情的な部分があります。
これを後継者と当人で解決するのは難しいのです。

 

そこで、あくまでも会社のため、
長期の繁栄のために
客観的な判断できる外部人材を活用するほうが
かえって短時間ですみます。

 

経営者一族の齟齬は会社の業績に直結するので
長引くことが最大のリスクと言えます。
(社内でもめていると業績は低下します)

一度、自社株の状況を確認ください。

 

 

では良い週末をお過ごしください。

 

 

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【第135回】ポッドキャストが配信されました

【第135回】ポッドキャストが配信されました。

 

「家業から企業へ、経営システムを整備した3代目の経営力とは:株式会社銀座磯むら 代表取締役社長 磯村剛志氏 インタビュー【解説編】」

 

銀座で老舗の串揚げ店ながら、父の代までは経営という感覚が薄く、職人的な雰囲気だった。

かつてはその方法がよかったが、時代が変わり、店舗も増えたことで、マネジメントを変えなければ生き残れなかった。

そのために、システムの変化も大切ですが、後継社長自身の経営への意識の変化が重要でした。

家業から企業へ、後継社長の重要なキーワードです。

 

創業60年の銀座の老舗串揚げ店 ぎんざ磯むら http://www.ginza-isomura.co.jp/

 

ぜひお聴きください。

10月~12月、事業承継コーチ養成講座 第2期 体験セミナー&説明会を開催いたします
https://www.jsc-kyokai.com/seminar

 

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「自社株式は後継者一人に集中させる」①

皆様、寒いですね。
体調は大丈夫でしょうか。

 

我が家は風邪が流行っており、
子どもから大人にうつったので、
今週は微熱と咳で体調不良でした。

 

みなさんもお体大切に

 

さて、そんななかでも
事業承継セミナーを担当しました。

 

あるセミナー会場で
自社株について説明したのちに
参加者から質問がありました。

 

うちは親父が創業した製造業です。
親父には弟が2名いて、
それぞれ株を33%持っています。
実は昨年、叔父の一人がなくなり、
いとこが株を相続となって大変でした。

 

創業時に、兄弟で均等にお金をだしたり、
一部を他人から出してもらうことがあるでしょう。

 

その際に株を渡したこともよくあります。

 

問題は事業承継するときに大原則は
「自社株式は後継者一人に集中させる」
ことです。

 

なぜなら、株式会社は株を50%以上持っている人が
一番の権力者です。社長を「クビ」にできるためです。

 

理想的には
事業承継で後継者に50%以上の株を集まるように
対策をします。

 

その場合親から子へ株を移すなら
贈与と含めての税金だけの問題です。

 

おじさんやおばさんから株を移そうとすると
後継者や現経営者または会社自体が
その株を購入することになります。

 

つまり、事業承継するために
会社を引き継ぐために、多額のお金が必要となります。

 

 

続きは金曜日に。

 

 

 

 

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「質の高い事業承継を実現しましょう」②

前回からの続きです。

 

そうして時がたち相続になったとき
この役員借入金は個人の財産となるので
相続税がかかります。最大55%。

 

これは、もったいないので、どうにかしたいと考えていました。

 

そこで、この役員借入金を
後継者に贈与することで、現経営者・先代からの
借入金を減らし、後継者に資金を数字上渡すことができます。

 

仮に500万円を現経営者・先代から後継者に贈与すると
贈与税を後継者が約50万円支払いますが、
後継者に500万円の財産を得ることができます。

 

しかも、これは財務諸表上で数値を動かすだけなので、
会社の現金としての動きはありません
(贈与契約書は作成方法など、多少のテクニックは必要)

 

後継者もこの500万を自分のおカネにするためには
業績を上げて、キャッシュを増やすことで、
初めて自分に返済できるので、モチベーションは上がります。

 

相続税を下げて、会社の資金繰りも圧迫せず
後継者のモチベーションを上げるには
最適です。

 

皆さんの会社でも、一度財務諸表の中身を見てください。

 

正しい知識と実践で会社がいつまでも繁栄する
「質の高い」事業承継を実現しましょう。

 

 

では良い週末をお過ごしください。

 

 

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【第134回】ポッドキャストが配信されました

【第134回】ポッドキャストが配信されました。

 

『「自社のプライベートブランド商品を作るのは、従業員とその家族のため」:株式会社銀座磯むら 代表取締役社長 磯村剛志氏 インタビュー【後編】』

 

磯村社長が入社した時点で、会社として経営力が未熟な状態で、磯村社長も決算書の読めないなか、自分で経営の勉強をした。
予定より少し早めに30代で社長となり、自分の片腕として現場をサポートする新しいポストを作り、社長は経営に集中できる環境を作った。

店舗で人気のプライベート商品「ポン酢」を販売したのは、その商品が家にあることで従業員と家族がいい関係になることを臨んでいるから。

飲食業や他店舗展開の後継者が共感できる内容です。

 

創業60年の銀座の老舗串揚げ店 ぎんざ磯むら http://www.ginza-isomura.co.jp/

 

ぜひお聴きください。

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https://www.jsc-kyokai.com/seminar

 

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「質の高い事業承継を実現しましょう」①

いよいよ師走です。
仕事も忘年会も忙しいと思いますが、
体調にはどうぞお気をつけください。

 

私は先週末から4日ほど風邪をひき
体調が悪かったです。
健康の大切さを痛感しました
いつもですけど(笑)

 

昨日、私が担当している事業承継セミナーに
私の信頼する税理士の方に来ていただき
税務についてセミナーいただきました。

 

私もかなり事業承継では詳しいのですが、
新しい発見があったので、
皆さんにお伝えしたいと思います。

 

それは会社の財務に関わることです。

 

もし、現社長や先代が会社におカネを貸している場合、
いわゆる「役員借入金」です。

 

このお金を事業承継時にどのように扱うかというと
基本的には会社が借りているおカネですから、
現社長・先代に返さないといけません。

 

しかし、返済するにも現金が必要です。
後継社長としては、そのお金を
ほかの返済や投資、人材育成に使いたいものです。

 

また、現経営者・先代も、
自分が会社のために、つぎ込んだおカネですので、
無理してまで返してほしいと思っていません。

 

 

続きは金曜日に。

 

 

 

 

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「経営者としての考え方やノウハウをしっかり引き継ぐ」②

前回からの続きです。

 

基本的に中小企業の経営は人間的な感情に
左右されることが多いのです。

 

もちろん、経営者として損得勘定はあるものの、
未来に向けた、長期的な判断をする場合
現状で不満な部分は変更することになります。

 

だから、会社と言え、
急に考え方や方針を変えると、
周囲から信頼を失うのです。

 

ですから、社長が交代しても
法人としての、経営的な継続性が重要です。

 

そのために、
現経営者は会社を経営するにあたり
大切な考え方や行動を後継者に伝えなければなりません。

 

それも文章にして、伝えます。
7から10個にまとめて、
分かりやすい言葉で
伝えましょう。

 

昔の家訓のようなイメージが最適です。

 

そうやって、文章に残すことで
確実に相手に伝わることが
可能となります。

 

後継者にとっては
それを聞き出すことが
事業承継をスムーズにいかせる
ポイントになります。

まずは、聞き出してはいかがでしょうか。

 

 

では良い週末をお過ごしください。

 

 

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【第133回】ポッドキャストが配信されました

【第133回】ポッドキャストが配信されました。

 

「バーテンダーから銀座の老舗串揚げ店へ、同業だからこそ分かる後継社長の苦悩:株式会社銀座磯むら 代表取締役社長 磯村剛志氏 インタビュー【前編】」

 

バーテンダーとして10年修行してから3代目として入社した磯村社長。
同業を経験したことで、ベテラン社員とも共通言語でコミュニケーションがとれた。
さらに、店舗を統括する専務になって業績も管理し始めると、社長と従業員に距離があることが分かり、その間をつなぐことを心がけた。
飲食業や他店舗展開の後継者が共感できる内容です。

 

創業60年の銀座の老舗串揚げ店 ぎんざ磯むら

http://www.ginza-isomura.co.jp/

 

ぜひお聴きください。

10月~12月、事業承継コーチ養成講座 第2期 体験セミナー&説明会を開催いたします
https://www.jsc-kyokai.com/seminar

 

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「経営者としての考え方やノウハウをしっかり引き継ぐ」①

寒さが一段と厳しくなってまいりました。

体調にはどうぞお気をつけください。

 

事業承継で重要なことは
現経営者から後継社長に
会社を経営してきた経営者としての考え方やノウハウを
しっかり引き継ぐことです。

 

会社という法人が長く繁栄するためには
社長が変わっても、法人が成長していくことで
会社が長く続くことになります。

 

会社が長く続くということは
お客様に価値を提供し、業績を残し、
従業員も経営者も幸せになります。

 

もし、社長が変わって、社風や社員がガラッと
変わってしまったら、あなたはその会社をどのように
感じるでしょうか。

 

「なんか、変わったので、取引をどうするか考えようか」

となります。

 

 

続きは金曜日に。

 

 

 

 

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