ウイルスがなくなったわけでもなく、
ワクチンの効果は、まだまだ手探り状態ないですが、
それでも、日常に戻りつつあることを
実感して、嬉しく感じています。
このメルマガでも
最近は、事業承継というより
コロナ対策を中心に書いておりました。
このような緊急事態では
生き残ることが優先だからです。
事業承継とはある意味、長く経営して
生き残ることが前提のため、
様々な情報をお伝えしてきました。
先日、後継社長Aさんから嬉しいことを聞きました。
「従業員に休業手当を支払った、
こんなにいただけて、ありがとうございます。と
感謝されました。」
経営者にとって、従業員に給料を払う事は責務です。
どんな厳しい状況でも。
Aさんの会社は食品卸売業であり、
飲食店向けの売上げが激減し、業績は前年比60%です。
スーパー向けが前年より拡大したので、なんとか
経営はできていますが、それでも厳しいので
従業員に約50%の休業を命じています。
休業を命じた分は休業手当として支払うことは
このメルマガでも書いてきたので、Aさんも厳しい資金切りの中で
休業手当を支払いました。
前年比で90%です。
もちろん雇用調整助成金は活用しています。
厳しいときにこそ、人間の本質が出ると言われます。
資金が厳しければ、なるべく支払いたくないものです。
でも…
続きは次回に!