先日、ある後継社長A氏とお会いして
「本当に悩んで、朝4時まで寝れないときもあります。
会社をこうしなきゃ、という想いは伝わらないのですね。」
A氏は先代が創業した複数の飲食店(8店舗)を引き継いで、
頑張って経営されています。
会社は先代のカリスマ性で成長してきました。
A氏が社長になっても、業績好調で大きな問題はなかったのですが、
今はコロナの影響を大きく受けました。
この状況でやもえず、半数を閉店。
残りの半数の店でテイクアウトや時短営業で
なんとか頑張っていますが、
赤字は増えるばかりです。
A氏への、社内の風当たりは厳しく、大いに悩んでいます。
最も悩ましいことは
閉店するスタッフからかなり厳しいことを言われたようです。
もちろん、A氏は閉店するスタッフも
他店に移動して、雇用は守ることは伝えています。
それでも、閉店を決断したA氏を非難する従業員は多いのです。
A氏は、大きなストレスで夜も眠れず、
メンタルも下がっていました。
とても、つらいと思います。
私の会社も元々は飲食店や婦人服店を営んでおり、
それらは一旦成長させましたが、最終的には
全て閉店させました。
店を閉店することの、
大変さやストレスの大きさは
嫌と言うほど分かっています。
私の場合は
飲食店を閉店するのに
「お前がきたから、閉店になったんだ」
と、料理長から包丁を突きつけられました。
(死ぬかもと思いました)
15年も前のことなので、
今では冗談で話せますが、
当時は寝られない日々でした。
でも、そのことを誰にも相談できませんでした。
社内・社外、そして、先代にも。
では、続きは次回に!