アシスト2代目 ブログ 中小企業診断士 高橋秀仁のアシスト2代目ブログ

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「できない」を「やれる」に変えるある言葉とは

前回の続きです。

それは

「もし、○○ができるとしたら、どうなりますか」

と聞くことです。

「もし」という仮定形を使うことで、
相手は現実の思考から、少し離れて考えることが出来ます。
自分に責任を感じることはなく、落ち着いて思考できます。
これは心理学の応用です。

さらに、
実行した後の、上手くいった状況を考えさえることで
「どうやったらできるか」
を考えることになります。

この「もし」という言葉を使うことで
我々コンサルタントは相手に考えさせることができます。
これを後継者にも活用してもらうことで
相手に考えさせて、実行を促します。
そうすれば、後継社長として
会社が組織として動き出します。

会社を明るい未来に向けて
変革したいと考える後継社長には
まずは、この簡単な言葉から
使って見ましょう。

意外なほど効果がありますよ。

では、今週も頑張って行きましょう。

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「できない」を「やれる」に変えるある言葉とは

自分で決めたプライベートなチャレンジはできても
会社で社員を巻き込んでのチャレンジが
なかなか、難しいと後継社長から相談を受けます。

同じようなことが
先日事業承継コーチ養成講座のなかで
こんな会話がありました。

後継者が従業員と面談する場合に
従業員の話は良く聞いたのちに
後継者が今後の会社のビジョンや方向性を
しっかり伝え、その従業員に期待する
新しい役割や能力を話し合います。

後継者は期待を込めて話すのですが、
従業員から、
「○○はできない」
「○○は無理だ」
などと否定的な意見が出た場合が
どのようにするのか、
と質問がありました。
会社で何かを改善しようとすれば
今までの方法と比較し、
「できない」「無理だ」という意見は
よくあります。
これは脳科学では安定化思考といい、
人間の基本的な思考です。

しかし、
今後の会社のために、
個人や組織の役割が変わることは
重要なので、
実行しなければなりません。

もし、
ベテラン経営者なら
厳しく言って、無理矢理実行させるとか
やさしく対応し人間関係で実行させるとか
アメとムチを上手に使えるかもしれません。

後継社長でも、そのように出来る場合もありますが、
事業承継前後で、経営者として、
まだまだ信頼が高まっていない場合は難しいでしょう。

そこで、
今回のテーマである
相手に「できる」と考えさせる
魔法の質問方法です。

続きは次回の配信でお伝えします。

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DX恐れるに足らず

前回の続きです。

後継者・後継社長にとって大切なことは
このDXの技術は理解しつつも、
どれぐらいの金額だったら、
「使ってもいいか」と
今のうちから、計算しておくべきです。

そのためには、DXに
どんな技術があって、
他社でどんな成果を出しているか
について、積極的に情報収集してください。

実は
事業承継している60代70代ベテランの経営者にお話をお聞きすると
40年前、ご自身が後継者時代に当時の経営者(実父)から
反対されながらも、当時最新のレジやパソコンを導入している
経営者の方が多いのです。
その新しい取り組みが、自社の長所の遠因なっていました。

つまり、後継者時代には
新しいモノを導入したくなるのは
今も昔も変わらないと言えます。

だから、新しい技術を入れて
成功するためには、
その技術の活用で産み出す収益と
投資回収の計算が重要です。

では、今週は連休が続きますが、
休めるときは、ゆっくりしましょう。

お月見も楽しんでください。
私は月見饅頭を食べ過ぎました(^_^)

また来週!

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DX恐れるに足らず

最近のトピックスのひとつで
「DX=デジタルトランフォーメーション」
があります。

ご存じのとおり、DXとは
デジタル技術を用いることで、
生活やビジネスが変容していくこと
です。

変化の激しさには、いつも驚きますし、
私もDXなど、詳しい方ではありません。

先日、私が所属する中小企業診断士の勉強会で
DX専門の診断士がこのように説明いただきました。

「中小企業にとって、DX恐れるに足らず」

そもそも、DXは何のためにするのかと言えば、
社会や顧客ニーズの変化に対応するために
デジタル技術を活用し、ビジネスモデルを変更するための
経営手法のひとつです。

中小企業の経営者目線で言えば、
会社の仕事の効率化や
業務のそのものをIT化することで、
収益をあげるための経営努力です。
DXを経営にプラスになるよう考えるなら
最先端の技術を取り込むよりも
すでに成果が出ている技術を利用するほうが
より効果的です。

なぜなら、
DXの最新技術は確かに、素晴らしくて
劇的に経営を向上させることもありますが、
中小企業の現場にマッチしないかもしれません。
しかも、コストが高い。
その投資額を回収するために
収益率を高めることも、見通しが立ちにくい。

だから、
他社で上手くいったDXの技術と活用方法を
自社に応用することが最適です。

例えて言うなら
LEDライトです。
LEDも発売当初は消費電力が低く、環境に優しいことは
分かっているけれど、価格が高くて投資回収に
5年はかかると、導入に踏み切れない企業が
多かったのと同じです。

今はLEDライトが当初の金額の2~3割程度に下がっています。
だから、皆さんも使っているでしょう。
使用する場所も適しているところが分かっています。
そして、消費電力削減の恩恵を十分に受けています。

続きは次回の配信でお伝えします。

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業務外でも好きなモノ

前回の続きです。

気になった社長は後をついてくと、
なんと、
近くのライブハウスやレストランで
演奏している職人が、とても多かったのです。

これには、社長もビックリしました。
彼らは「ギター」が好きで、
演奏が楽しいのです。
だから、ギターを作るときに
こんな風に作ったら、きっといい音が出ると
工夫を凝らします。
そのちょっとした工夫が
最終的に大きな違いとなったのです。

さらに、
ドイツの工場まで、社長は視察にいきました。
ドイツの職人は何が違うのかを確認に。

そして、
ドイツでは圧倒されたそうです。
ギター工場で職人に、話しかけ、
「あなたのギターは素晴らしいので、
良いところを教えてくれ」
と聞くと、ドンドン話してくれます。
就業時間が過ぎた後も続き、
最後は近くのレストランで
ディナーまで一緒にしました。

ドイツの職人もギターが大好きで
その知識や技術を仕事抜きで
何時間も話せるぐらい
ギター好きというか、オタクですね。

社長は確かに自社の職人は腕は良いが、
このギターを楽しむ心がまだ足りないと
痛感したそうです。

そこから、
社員にこの話をして、
ギターを演奏し、楽しむことを推奨しました。
そして、技術を高めることで
世界のフェンダーやギブソンに
認められました。

自社の仕事を好きになる。
単純なことのようですが、
仕事やプライベートと分けるのでのではく、
人生に大切なモノとして
関われるようにできるのが
中小企業の経営者として、
醍醐味であり、喜びと言えます。

あなたの会社の商品を
従業員は好きになっているでしょうか。

では、今週も頑張っていきましょう。

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業務外でも好きなモノ

日本一のギター工場と言われる
フジゲン株式会社をご存じでしょうか。

ギターに興味がなくても、
業界で日本一聞けば、
どんな経営をされているか
興味をもちますよね。

社長の上條啓水さまの講演会で
こんな話をしていました。

まだ、会社がそこまで有名でないとき
品質には自信はあるものの、
海外で売れないのはなぜだろうか、
と気になった、社長が
アメリカに視察にいきました。

楽器店では
日本製   100ドル
アメリカ製 400ドル
ドイツ製  500ドル
韓国製    50ドル

確かにアメリカやドイツのギターも
良いものですが、価格ほど差があるとは
社長には思えません。

そこで、さらに製造現場を見てみました
アメリカの職人も一生懸命ギターを作っています。
でも、自社と大きな違いは感じません。
そして、その日の勤務時間は終了しました。
社長は、何が違うのかと考えていると
仕事の終わった社員の多くが、
自分のギターを持って、
どこかに出かけています。

続きは次回の配信でお伝えします。

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後継社長の失敗には不寛容

前回の続きです。

後継者・後継社長の方は
まず、この成果を出す期間を明確にしましょう。
そして、それまでのタイムスケジュールも
最初に示しましょう。
もちろん、途中変更は可能です。
判断期日は変えずに、そこまで頑張ればいいのです。

それでも、途中で失敗や批判に耐えられないときは
こう考えてはいかがでしょうか。

「もし、この新しいチャレンジが最高の結末を迎えるとしたら、
これから、どのようになるだろうか」

どんなに厳しい時期も、長い人生から見れば
一時のことです。もちろん、その一時がつらいことは
私も同じ思いをしたので承知しています。
全てを捨てて逃げたい時もありますよね。

そんな時は、少しでも前を向けるように
上記の言葉を自分で唱えて、自分を奮い立たせましょう。

心理学やコーチングで、
目的を達成した未来を意識することで
現実も成功に近づきます。

私はいつも、コンサル現場で伝えているとおり
後継者・後継社長はこのような心理学を活用した
メンタルがとても重要です。
私もずいぶん助けられました

今週も頑張って行きましょう

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継社長の失敗には不寛容

先日、2代目社長で、業績を大きく拡大された
A社長の話しのなかで、
「日本は研究開発の失敗には寛容だが、
経営的なチャレンジには厳しい。
特に後継社長の失敗には不寛容だ」
という言葉に深く感銘しました。

A社長の会社は消費者向けの衛生商品を
製造販売しています。

衛生商品なので、基礎的な研究から
商品として品質の研究まで、
常に失敗と改善の繰り返しです。

数多くの失敗があるから、
最終的に「良い商品」ができます。
つまり、失敗は「必ず発生すること」であり、
「成功までの途中経過」です。

テレビの影響か、ものづくり思想なのか、
製品開発の失敗には寛容です。

しかし、
経営的に新しいことをやれば、
短期間でも失敗したと判断すると
即座に厳しい批判を受けます。

例えば、
製造方法をXからYに変える
書類の処理をアナログからデジタルに変える
新事業Zのプロジェクトを立ち上げる
など、
よくあることですが、
ミスがあれば、社内から批判を受けます。

それも、成功までの時間が当初から
1年間と決められていれば、
その期日までに成果を出せば良いのですが、
多くの場合は評価期日を待たずに、
批判を受けます。

特に後継者・後継社長は
上記のような改善活動や
新しいチャレンジをやります。

そして、よくあることは
出だしで躓けば、反対の声が大きくなり、
そのチャレンジ自体が頓挫することです。
と同時に、後継者・後継社長の
信頼を失うことです。

これは、もったいないことです。
その企業でこれまで、やっていなかったことを
新しいチャレンジとするので、
目指す成果まで一定の期間は必要です。
(3か月とか1年とか)

続きは次回の配信でお伝えします。

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後継社長としてステージアップには

前回の続きです。

後継者に取っても
入社したては新人やお客さん扱いであっても、
やがて、会社を支える立場になります。

その時に、立場を与えられるまえに
自分のセルフイメージを
今の自分の仕事内容より、
ワンランク上の意識を持つことが大切です。

例えば、肩書きだけでいうと
課長であれば、部長のセルフイメージ
部長であれば、取締役のセルフイメージ
取締役なら、自分が経営者のセルフイメージ

そう考えることで
脳がそのセルフイメージにあった
思考や行動を導いてくれます。

ちょっとした言動や
とっさの判断が違ってきます。

実はこの
「ちょっとした違い」が
重要です。

人間の能力はそれほど大きな差はありません。

だから、その立場で意識して行動することの違いが、
他社から大きな差に見えてきます。
「○○さんは、立場以上ことをやっている」
となります。

私のコンサル先の後継者でも
セルフイメージアップの方法を学んで
サポートすれば、6ヶ月ほどで
経営者や従業員から見て、
そのちょっとした違いが目につくようになり
信頼が高まります。

その成果を導き出す、
一つのきっかけが
セルフイメージを高めることです。

ぜひ、ご自身のセルフイメージを
ワンランクアップさせてください。

では、また来週

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