アシスト2代目 ブログ 中小企業診断士 高橋秀仁のアシスト2代目ブログ

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長期的売上目標は3倍まで

先日、事業承継の相談があった
経営者A社長と後継者Bさん。

建設業のA社長は62歳で息子のBさんに事業承継を
数年以内に検討しています。

最近は経営者が65歳までに社長を交代したい、
という計画的な相談が増えています。

Bさんは建設業での現場監督も入社後に3年経験しており、
昨年から営業も担当するなど、仕事を覚えています。
A社長も、その姿を見てBさんへの事業承継を検討します。

事業承継とは
会社の長期的な成長戦略の立案であるので、
現在のビジネスを今後5年から10年で、
どのように成長させていくかについて
経営者と後継者で話し合うことが肝要です。

Bさんに今後の会社の目標を聞くと
「売上を最低でも5倍、できれば10倍ぐらいしたい」
と、お答えいただきました。

この厳しい時代に自社の将来を
それだけ成長できると信じているBさんは
後継社長として、いい資質をお持ちです。

ただし、この目標設定では、上手くいきません。

続きは次回の配信でお伝えします。

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事業承継と婚活は?

前回の続きです。

例えば
「地元の女性だと、いろいろ噂になって困る」
とか
「次期社長という肩書きで付き合っているのか」
など、
本人以外は全然気にしていないことを
必要以上に敏感になることがあります。

これは、やもえません。
後継社長という、守るモノが多いゆえに
考えすぎることはよくあります。

結果として、婚期が遅れる場合もあります。

Aさんは、
昔の「お節介な仲人さん」の様な存在を
社団法人で実現させようとしています。

クローズドなコミュニティーで
仲人さんが両者を結びつけてくれる
昔の用のお見合いです。

今の時代ならアプリで
マッチングは簡単ですが、
お見合いのように、
お互いの素性が分かっていることは
後継者に取って、安心材料になります。

私はお見合いしたことはないのですが、
お見合いの仕組みは日本の伝統であり、
長く続いている仕組みは、
それだけ関わっている人が満足している
証左であると言えます。

事業承継をする会社と同じで
長く続く、伝統があるということは
そこに本質的な価値が潜んでいます。

自分がバトンを受け継いだら、
次にバトンを渡せる準備をする。

長く100年以上続く企業では
オーナー一族として、考えている課題です。
皆さんにとって、
長く続けるために、我が社として
長期的にやれることは何でしょうか。

Aさんの仕組みが解決策の一つになり、
地域の事業承継で悩んでいる
中小企業のお力になり、
多くの経営者と後継者が幸せになることを
願っております。

では、また来週

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事業承継と婚活は?

2代目社長が集まるオンラインコミュニティーに
参加した時の話です。

ある、女性後継者Aさんが
「事業承継と婚活問題は重要です」
と、熱弁されました。

Aさんは会計事務所の2代目であり、
婚活サポートの協会の理事長もされています。

Aさんは
地元で長く続いている企業や個人事業主の
会計をサポートしているとこんな相談を
よくされるそうです。

「うちの息子(娘)に誰かいい人紹介してよ」

現経営者が高齢になり、
息子や娘に会社や店を譲る予定であるけど
独身では、この先不安。

今も、仕事が忙しく、
なかなか婚活できてないのに、
社長を引き継いだら、さらに時間がない。

この会社(店)を一緒に支えてくれる
パートナーがいる。

確かに、私のコンサル先でも
後継者が後継者時代に早めに結婚している
会社の方が事業承継がスムーズです。

なぜなら、
後継者が家庭を持ち、子供を育てることで
自分も親目線の気持ちが分かり、
先代の気持ちも分かれば、
事業承継のメンタル問題をかなり解決できるからです。

また、
社長を引き継ぐと、大変忙しく、
それをサポートしてもらえる家族の存在は
非常の重要です。
経営者の先輩は皆さん、家族の支えを感謝しています。

しかし、
後継者が結婚するとなると、
ナイーブな問題を
本人が考えてしまいます。

続きは次回の配信でお伝えします。

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後継者・後継社長は賞賛される存在!

前回の続きです。

会社を引き継ぐと実感しますが、
上記のように苦労せずに、
順風満帆で簡単に稼げる会社はありません。

会社を経営するのは大変さは
初代も後継者も同じです。
あげ強い社会変化に対応し、
発生する社内の課題に毎日奔走します。
24時間、頭はいつでも仕事モードです。

そのうえに、
会社のマイナス部分も含めて受け継ぐので
その改善や改革に大きなエネルギーを使います。

ゼロから会社を生み出すことは困難です。
しかし、既存の仕組みを時代にあった仕組みに
作り替えることは、
一旦壊してから再建するので、
倍のエネルギーが必要です。

もちろん、長く経営している会社には
資産・人材・信用・顧客など
多くのプラスの資産があります。
それらを上手く活用して会社を成長させることが
後継社長の経営でやるべき事です。

ですから、マイナス面とプラス面を
上手にバランスを取りながら、
経営判断することが後継社長に求められる
資質です。
(それを判断するために経営知識は必須です)

これをお読みの読者の皆さんに
後継者・後継社長の皆さんに
ぜひお伝えしたい!

2代目3代目や後継者は
世界では賞賛され、
尊敬される存在であることを。

自信を持って、正しい知識を学び
堂々と経営していきましょう。

そのための経営サポートを
私も全力で行います。

一人だけで頑張るより、
多くの仲間の力を借りましょう。
それも後継者経営で必要な能力です。

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後継者・後継社長は賞賛される存在!

「世界ではファミリービジネスの経営者は
賞賛される存在です。」

ファミリービジネスネットワークという
世界的組織があり、日本支部長の後藤先生のお言葉です。

Family Business Network – Sveriges familjeföretagare

世界各国の経済において、
ファミリービジネスが大きな影響を持っており、
その存在が重要であることは
世界中リーダーでは共通認識です。

日本でも96%の会社がファミリービジネスであり、
全体の約77%の従業員がファミリービジネスの会社です。

※「ファミリービジネス企業」とは
創業もしくは、その配偶者、親、子、直系子孫が
過半数議決権を有している会社です。

つまり、
ファミリービジネスを引き継いで経営している
後継者・後継社長は素晴らしい存在であり、
賞賛されています。

日本はどうでしょうか。
2代目や後継者と言えば
「お金持ちのボンボン」とか
「苦労知らず」
のイメージが強く、
良い印象はあまりないでしょう。

私も2代目なので、
社長の息子と言うことで
色眼鏡に見られていることを
嫌って、苛ついた時期もありました。
若手時代は特に。

でも、世界では尊敬される存在である。

この認識の差が
事業承継にマイナスの影響を与えていると
感じております。

続きは次回の配信でお伝えします。

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老舗企業ほど、実は伸びしろがある!

前回の続きです。

私のコンサルティングする事業承継の企業は
現在の本業で、伸びしろが必ずあります。
なぜなら、異業種や他社では成功している
やり方を自社に持ち込めば、成果が出るためです。

例えば、10%の成果が出ることを
複数すれば、それだけで、
前年比130%や150%なることも
しばしばです。

でも、長くその仕事で頑張っている会社ほど
新しい方法に気づきません。
ですから、コンサルタントを
その気づくために
その知恵と情報をビジネスサービスとして
活用してください。

実はこの伸びしろ
後継者に取っては、チャンスです。
一見、古い会社のように見えるからこそ、
新しい方法を導入するれば、
それだけ、効果が出ます。
(その導入へ抵抗もありますが・・)

それこそ、
後継者・後継社長の大切な役割です。
長い会社の歴史で、重要な役割です。

どこが、伸びしろか、
今一度、社内を見直してはいかがでしょうか。

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老舗企業ほど、実は伸びしろがある!

先日、20年ぶりに近所のイタリアンにいきました。

どうして、20年も足が遠のいたかといえば、
料理は美味しいですが、
サービスや店舗の清潔さが「普通」という
印象だったためです。

皆さんは常連になる飲食店と
1回限りの飲食店の違いは何でしょうか。

よっぽど、不味いとか
サービスが悪いとか
これならリピートしません。

しかし、多くの場合は
なんとなく、リピートしない。
もう一度、食べたいと思わない。
つまり、『普通』のお店なのです。

感動しないとか
驚かないとか
という気持ちでしょう。

そのお店も、当時から
料理は美味しいのですが、
サービスも店内の清潔さもイマイチでした。

20年も続いているなら
ひょっとして、何か進化があったかも
と思い、行ってみましたが・・・

変化と言えば
マスターが年を取っただけ。
料理もサービスも店内も
以前の印象のままでした。

正直、もったいないと思いました。
サービスを少し良くするだけで
お客さんの満足は全然違います。
(私も妻も、そう感じてます)
店内を片付け、ピカピカにするだけで、
料理の印象まで全然違います。
特に女性にとっては。

お店には、そのお店の信念があって、
それで、20年もやってきており、
飲食店としては成功と言えるでしょう。
私も飲食店を経営していたので、
お店を続けることの難しさは
よく知っています。

それでも、
コンサルタントとしては、
このお店の伸びしろが目につきます。
その伸びしろに気づき、改善するば
もっと経営的に伸びます。
売上で言えば、150%~200%は
可能と考えます。

これは、
事業承継を控えた中小企業も同じです。
業界や地域で長く経営している企業は
自社で自社の限界を決めている場合があります。

私も事業承継の相談で最初に良く聞く言葉
「うちの業界は古くて、業績は頭打ち」や
「我が社は、これ以上伸びるのは難しい」を
経営者からご説明頂きます。

実はそんなことは、ほとんどありません。

続きは次回の配信でお伝えします。

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戦いに行くのに、武器もない、訓練もない!

前回の続きです。

多くの経営者が勘違いするのは
自分ができているから
後継者も少し経験すればできると
思っていることです。

これが大間違いです。

プロ野球選手の息子は
野球が必ず上手いと言えるでしょうか。

プロのミュージシャンの娘は
演奏が必ず上手いと言えるでしょうか。

それも、ほとんど練習せずにですよ。

後継者は練習ほとんどせずに、
知識もなく、いきなり会社を経営することがあります。

これは、まるで
「戦いに行くのに、武器もなく、訓練もない」
のようです。

そんなふうに戦っても勝てません。
勝つための、準備が大切です。

後継者にとっては
それが経営知識の習得であったり、
リーダーとして、プロジェクトの実行であったり、
そして、それを経営者の育成という視点で
長期的に総合的に経験できることが
何よりも大切です。

そして、それが未来の自分を
助けることになります。

一度、長期的な視野で考えてみては
いかがでしょうか。

何が必要かなどは、
このメルマガでも話していますし、
個別にコンサルサポートもしています。

では、また次回に

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戦いに行くのに、武器もない、訓練もない!

後継社長との交流会で
こんな言葉が話題になりました
「親父から事業承継した時に、
社長の仕事について何も
引き接ぎがなく、とても苦労した」

事業承継して10年の経営者Aさん。

社長の仕事は多岐にわたります。
売上をあげるためのマーケティング力
現場を回すためのオペレーション力
資金繰りを正常にする財務力
業務を効率化するITや最新技術力

そのほかに多数あります。

それを、いきなり全部やれと言われたら
普通は困るでしょう。

しかし、後継者は逃げる訳にはいかないので、
とにかく一生懸命頑張ります。
それこそ、気合いと根性で、
寝る時間を削っても、頑張ります。

しかし、成果は出ません。
業績が下がったり、社員がやめたり、
月末の資金が不足するなど
大変です。

なぜでしょうか。
それは
経営するために必要な知識を学んでいないためです。

事業承継する会社は
ある程度の規模売上や社員がいます。

それを1年目から引っ張って
成果を出すために
「プロの経営者」で
なければなりません。

しかし、
後継者は後継者時代に
経営者として必要な経営知識を学んでいません。

そもそも、
経営知識を学ぶ必要性を教えてもらっていません。

続きは次回の配信でお伝えします。

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