前回の続きです。
「できる・できない」ではなく
「やる」しかないと
私は後継者に強く理解を求めました。
そのためには、
仕事のやり方からゼロベースで見直すことが必要です。
少しでも削減できる経費や原材料費などはないか。
そもそも、「工程」自体を統合することはできないか。
人材の配置を換えることで効率化はできないか。
考えることはたくさんあります。
そして、
同じように収益の厳しい状況で
引き継いだ後継社長達は
仕事のやり方を新しい視点で変革し、
立派に立て直しています。
私のポッドキャストのインタビューで
多くの方が、色々なやり方を話しています。
後継者が見ることで
視点が変わり、
新しいやり方が見えます。
しかも、単なる収益改善を目的するのではなく、
財務的に厳しい状況を正常に戻すためですから
やらざるえないのです。
社内にも、大義名分がたちます。
そんな時に後継社長は逃げずにエネルギーを発揮します。
これが、後継者がもつ、「DNA」だと私は確認しています。
A氏はこれから着手しますが、必ずよい成果を出すでしょう。
では、また来週