前回の続きです。
会社の状況というと抽象的なので、
その提案を実行するのに
会社の物理的な機械や設備などが不足している
それを実行するために追加で投資する財務の余裕がない
それを実行できる人材がいない、成長していない
など、
会社全体を総合的に見て「いい話だけど、できない」
または
「今はそのタイミングではない」
と考えたのではないでしょうか。
ですから、
後継者・後継社長がやるべき事は
提案を反対されたらその理由を考えるのです。
上記のような視点で
「○○ではないか」
と推察してください。
そして、次の時の
その反対理由を回避できる手立てを
用意していきます。
それを何度も繰り返します。
正しい提案を真正面から言うだけでは
会社は良くなりません。
様々な方向から考えることが重要です。
なぜなら
多くの後継社長は自分が社長になってから
「あのとき親父が反対した理由は○○だった」
と分かるためです。
もし、提案が上手くいってないなら
提案の正しさを突き詰めるより
自社で何があったら、できそうかを
考えて下さい。
また、次回