アシスト2代目 ブログ 中小企業診断士 高橋秀仁のアシスト2代目ブログ

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ピンチを乗り越えた知恵を繋ぐ

前回の続きです。

 

現在の事業承継でもその「知恵」が大切なことは同じです。
ただし、これが軽視されています。

 

現経営者の知恵を会社を長く続くために
会社の知恵としてカタチに残すことが重要です。

 

カタチの語源の通りカタは目に見えるものにする、
チは知や血のように、その意味や経験です。

 

カタチを次世代に伝えることはリーダーとしてやっておくべき事です。

 

成功と失敗の経験をデータとして残すことを
私のコンサル先に常に依頼します。

 

徳川家康は自分の成功と失敗についてご遺訓や言葉として残しており、
それが後生の将軍達への教えの基本となりました。
それが260年続く幕府の基礎となりました。

 

皆さんの会社での
成功や失敗をさける知恵や言葉を残せているでしょうか。
どのように残していくか一緒に考えていきませんか。

 

では、また来週

現社長様、後継者様、私にお任せください!「事業承継」ならアシスト2代目までご相談ください!!お問い合わせはこちら!

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ピンチを乗り越えた知恵を繋ぐ

あるテレビ番組でこんな話がありました。

 

ある老舗企業の8代目の当主が
「当社の独自の作り方は約100年前の5代目が
当時の常識を打ち破って作りました。
経営危機に面した時に、従来製品で使った技術を
別の分野、つまり今の業界に応用しました。
その時にやり方や考え方は受け継いでいます。」
と言ってました。

 

老舗企業が強いところはピンチを切り抜けた知恵と経験を
次に伝承していることです。

 

どんなビジネスでもいいときと悪いときがあります。

 

会社を末永く続けるためには
ピンチを乗り切った経験を次に活かすことです。

 

創業社長は、その経験の中で何度もピンチを跳ね返して会社を成長させました。
売上が上がり、人が増え、様々な成功と失敗を経験することで

ベテラン経営者となって安定した経営を実現しています。

 

新人経営者は経験不足から
「やってはいけない失敗」をすることで、
事業承継直後に大きなピンチを招くことがあります。

 

先代から若社長へのバトンタッチで失敗があっても、
個人としてはやもえないかもしれませんが、
会社として大きなミスをしてはいけません。

 

ですから、
昔から長く続く商家には家訓があって、
失敗を避けて成功に近づく知恵を残しています。

 

続きは次回の配信でお伝えします。

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後継者がいない会社で、どんな事業承継コンサルができるのか

前回の続きです。

 

専門家は後継者が会社を引き継いだ生き方について
総合的に考えることが重要です。

 

項目例
引き継いだ仕事の内容
仕事に関わる時間
家族(プライベート)の時間
妻や子供の協力
給料など収入
長期的に使える金額
仕事のやりがいや楽しさ
未来の自分のビジョン
家族(親族)との関係性
など、いくつかの項目になります。

 

それを真剣に考えます。
転職をした人なら、ある程度経験があると思います。
仕事を選ぶ基準は総合的です。

 

それを経営者は後継者に
「引き継ぐかどうか」という質問にまとめてしまいます。

 

それでは誰もやらないと言うでしょう。

 

だから、
将来を考えるために後継社長になるという人生を
一度真剣にシミュレーションすることが大切ですが、
「社長」の人生など後継者にはイメージできません。

 

社長の経験ありませんし、
廻りに社長の友達がいなければ、
社長の生き方の何が良くて、何が大変かさっぱり分かりません。

 

つまり、後継者だけでやっても
情報不足で、正しいシミュレーションができないのです。

 

事業承継コーチでは、このやり方を一番最初に
いくつかコンサルツールを使って後継者の人生を一緒に未来を考えます。

 

これは「後継者の覚悟の決め方」です。

 

事業承継コンサルで事業の将来性を考えることも
自社株対策を考えることも大切ですが、
後継者のこれからの生き方にフォーカスすることは
事業承継のプロとして大切にコンサルスタンスです。

 

こんなことを体験セミナーで話しています。

 

ぜひ、ご参加お待ちしています。

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後継者がいない会社で、どんな事業承継コンサルができるのか

先日、事業承継コーチ体験セミナーを開催しました。
大阪でのリアル開催。
体験セミナーは何度も話しているので時間通りにできるはずが
リアルで話すと質問が多くてしゃべりすぎてしまいました(笑)

 

その時の質問は
「後継者がいない企業にどんな事業承継コンサルができるのか」
ということでした。

 

まず、「後継者がいない」ことを確認しなければなりません。

 

・息子、娘、娘婿はいないのか
・親族で会社を引き継ぎそうな人ははいないのか
・従業員はいないのか

 

これら3つとも、検討して対象者が「0」なら「後継者なし」となります。

 

しかし、多くの場合、息子、娘、娘婿はいるけど他社に勤めており、
会社を引き継ぐかを真剣に検討したことがない場合がほとんどです。
「会社を引き継ぐことを真剣に検討する」
ことは、当事者同士ではなかなか難しい。
なぜなら、真剣に検討する項目が多く、
専門家のサポートがないとそれらの項目を後継者がイメージできないためです。

 

続きは次回の配信でお伝えします。

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「オレも若いときは親父と揉めたな~」と話すベテラン社長

前回の続きです。

 

まずは大きな目標ではなく、小さな目標を示す。
失敗してもダメージを最小限にすることを経営者(先代)に分かってもらう。
これがファーストスッテプです。

 

なぜなら、
経験のある経営者ほど後継者や若手の提案は「失敗する」と考えているためです。

 

それはかつてご本人もたくさん失敗してきたからです。

 

そのたくさんの失敗から今の成功をなんとか紡ぎ出したのです。

 

つまり、失敗を知っているが故に失敗を避けようとする。
だったら失敗を極小化すればいいのです。

 

後継者・後継社長は自分の考えている新製品・サービス、新事業などを何度も考えて
失敗するかもしれないタイミングを事前に想定しておきましょう。

 

よって、
「この時点で○○という失敗があったら撤退します」
と言えることが重要です。

 

もちろん、自分の腹づもりでは「成功しかない!」と確信しています。

 

それを心にもちつつ、頭は冷静に。
そうなれば、上記のA社長のように、
やり過ぎたと思ったら次に何をすればいいか分かります。

 

でも、なかなか自分のプランの【穴】は見つけにくい。
そんな時に仲間の力を借りることが重要です。
仲間に自分の計画を話して、「○○は大丈夫」と言ってもらえると自分で気づきます。
それが最も成功に近づく方法です。

 

成功している後継社長はいい仲間を持っています。
その仲間との関係性を築くのは仕事だけではなく、
事後と以外での出会いも大切ですね。

 

では、また来週

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「オレも若いときは親父と揉めたな~」と話すベテラン社長

さて、先日、ある経営者の会で
「先生のFBでの投稿のように経営者と後継者って
そんなに揉めるのですか?」

と質問をいただきました。

 

ベテラン社長A氏であって、

ご自身もかつて御尊父から会社を引き継いだ2代目社長です。

 

高橋「A社長は、お父上と揉めたことはなかったんですか」
A社長「そーいえば、会社に戻されたときはいろいろあったな~」
高橋「ですよね~、とはいえ、A社長は適度な喧嘩でよかったと思います。
やり過ぎではダメですが、全く喧嘩しないのも不健全ですから」
A社長「適度か分からんけど、やり過ぎたと思ったら少し控えただけや」

実はこの「やり過ぎた」と感じられるかが重要です。

 

経営者も後継者も会社のために「○○がいい」
「将来ために××しよう」と考えます。

 

特にビジネスの拡大の方向性について意見が合わないことがあります。

 

さて、そんな時にどうするか。

 

続きは次回の配信でお伝えします。

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あなたの「世の中を良くしたい」ことは何ですか

前回の続きです。

 

もう少し具体的に言えば
「誰」の「どんな」悩みを解決したいのでしょうか。

 

誰というのは基本的に経営者や働く人ですね。

 

あとは、どんな悩みを解決したいのかを明確にしましょう。

 

これは、自分の過去の経験からしか生まれてこないものです。

 

かつての自分が困っていたことが最も適した動機です。

 

事業承継コーチ養成講座では
講座修了して、どんなコンサルタントになりたいかまでを一緒に考えます。

 

また、描く未来ビジョンを実現するためのコンサルノウハウも提供しています。

 

コンサルタントとして軸が定まったら、そこを中心に仕事も増えてきます。

 

なぜなら、他人からは
「○○なら、あの人だ」と強く認識されるからです。

 

次のステージアップを目指す方にもお進めです。

 

セミナーの詳細はこちら
https://www.jsc-kyokai.com/seminar

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あなたの「世の中を良くしたい」ことは何ですか

あなたの「世の中を良くしたい」ことは何ですか?

 

と聞かれ、すぐに答えられる方は
コンサルタントとして軸が固まっている人です。
そして、仕事も広がっているでしょう。

 

経営者であれば経営理念やパーパスなどを考えて、
社会貢献や顧客の課題解決を常に話しているでしょう。

 

そもそも、会社は世の中の課題を改善するために
多くの人が集まって活動する組織体です。

 

つまり、理念があるのが当たり前です。
理念なき経営は罪悪に等しいと言われています。

 

士業やコンサルタントも個人事業主・フリーランスであり経営者です。

 

皆さんが提供する士業のビジネスサポートやノウハウが企業や社会に役に立っているから、
その対価を収益としていただくわけです。

 

だったら士業・コンサルタントの皆さんは
「世の中の何をよくしたい」のでしょうか。

 

続きは次回の配信でお伝えします。

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組織変革で、どれだけ痛みを受け入れるか

前回の続きです。

 

社内の反発が強くても
5年先10年先の企業ビジョンを達成するためにはやらなければなりまえん。

 

当然、成果ができるまでは後継者は「針のむしろ」です。
毎日つらく、眠れず、胃に穴があくかもしれません。
(私もかつてそんな経験があります)

 

社内のみんなが苦しい状況にあっても
将来のために「やる」と強い決意が後継者・後継社長には必要です。

 

この覚悟ができるのは後継者・後継社長だけです。
現経営者もかつてはそのようにされていました。

 

しかし、年齢と共にそんな大きなリスクをかけて実行はできなくなります。

 

その時こそ事業承継のタイミングとも言えます。

 

よって、

後継者・後継社長は自分が矢面になって批判されることを前提に達成したい未来像を示し、

覚悟を示しましょう。

 

そうすることで社内の大変な時期を短くすることはできます。
従業員も理解を示す人数が少しづつ増えていきます。

 

後継者・後継社長なら誰でも経験することです。
ただ、これを一人で耐え忍ぶのはつらいので仲間の力を借りて下さいね。

 

では、また来週に

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