前回の続きです。
顧客にとって、セルフ洗車は何をするか分かりやすいので
人手(スタッフ)を介するよりセルフのほうが煩わしくない。
さらに、DX化によって、洗車も顧客受付も24時間可能となり、
人件費をかけずに収益があがります。
実際、顧客登録する時間帯は夜間が多いそうです。
ただし、
手当たり次第、「DX化」すれば良いわけではなく、そこに戦略が必要です。
そもそも、その事業に顧客マーケットはどれぐらいか。
洗車をサブスクによって顧客はどれぐらい喜ぶのか。
また、サブスクなので顧客の退会をとにかく防ぐことが大切です。
そのために、スタッフは何をするか、
しかも、そのお客さんと会わずにスマホを介してやる
という制約条件もあります。
田澤社長の素晴らしいところは
そのマーケットにおいてのポジションを確立することを戦略にして、
社員がやる目標は
・徹底的なセルフ化の仕組みと投資
・退会率を下げるための方策
このふたつに絞っています。
そうすれば、顧客を獲得する広告も何をアピールすればいいか明確ですし、
継続で利用してもらえるための方策も分かりやすいです。
DX化をするためにも経営の基本である戦略を定めて、自社のポジションを明確にして、
顧客から分かりやすくすることは経営の王道として必須です。
さらに、社員が何を目指して行動すればいいかの目標と行動規範、制約条件を
なるべく分かりやすく伝えることもリーダーの仕事です。
こんなことを次世代経営協会では毎月、実例か学んでいます。
ぜひ、皆さんの会社でも戦略にそったDX化を考えていきましょう。
そこに、仲間の意見があれば皆さんの考えがもっと早く実現していきますよ。
では、また来週に