前回の続きです。
さらに、中小企業の社長の仕事は企業ごとに異なります。
なぜなら、社長自身が業務内容を決めているため、
他社の社長の仕事を聞いても、そのまま自社に当てはめることは難しいです。
したがって、後継者は現経営者の仕事とその考え方を正しく理解し、
適切に引き継ぐ必要があります。
事業承継時にこの理解が不十分だった場合、
もしくは理解しようとせずに否定してしまった場合、
後継者は就任直後から大きな困難に直面します。
過去の事例として、大塚家具のケースを思い浮かべると分かりやすいです。
だからこそ、
「社長の仕事が分からない」ことは決して恥ずかしいことではありません。
分からないことこそ、積極的に聞くべきです。
最も大切なのは、知らないままにしないことです。
現経営者や先代がいるうちに、今からでも遅くないので遠慮せずに質問し、
学び取ってほしいです。
では、また来週に





























