先日、後継者との面談で
「社長の仕事の範囲はどこまでですか?」という質問を受けました。
これは、後継者なら誰もが抱く疑問です。
一般的に、役職が変わる際には、新たな職務の内容がある程度見えています。
それは、前任者の仕事が明確であり、業務の範囲や決定権が分かっているからです。
例えば、営業課長や工場長であれば、その役割や責任範囲は明確です。
しかし、社長の仕事は意外と見えにくいです。
理論的にいえば、社長の仕事とは「意思決定」です。
不定型な事柄に対して決断し、その責任を負うことが求められます。
具体的には、「ヒト・モノ・カネ」という経営資源をどう分配し、
成果を達成するかを決断するのが社長の役割です。
より大きな成果を出すためには現状のやり方を変えなければなりません。
なぜなら、同じことを繰り返していては同じ結果しか得られないからです。
そのため、経営者は日々「何か」を改善し、成果を高めようと努めています。
このように、社長は常に変化を生み出そうとするため、
部下から見ると「何をしているのか分かりにくい」存在になりがちです。
これは、後継者にとっても同じことです。
したがって、事業承継を成功させるためには現経営者が何を考え、
どのような行動を取っているのかを理解することが不可欠です。
そのためには、社長の思考を言語化し、見える化することが必要です。
続きは次回の配信でお伝えします。





























